Jeff Buckley - Hallelujah (Original Studio Version)

熊童子
朝 目が覚めると
夢のチャペルの中で繋いでいたクマくんの掌が
窓辺でおはようと微笑んでいました
解きたくない手を 仕方なしに解き
ほんの数時間の永遠から目覚め
昨日の事件を綴りましょう・・・

秋が冬にバトンを渡す頃だったでしょうか・・・
我が家のロビン(カマキリくん)を気に入って下さった方々から 何個かの卵が届きました
ひとつの卵に亀裂が入っていた為 ばい菌が侵入しないように
春までは 雨の当たらない場所に置く事にしました

そうです 机の引き出しの中に入れていたのです
「春に忘れないように 外に出すのよ」 そう言われ
「孵るのは5月だから 4月には出します」 そう思っていました

Eveのお料理を作っている最中 メモを探しに部屋へ行くと・・・
ん?・・・何かいる・・・
えっ・・・まさかね・・・

引き出しを開けると そこには・・・
えぇっ!

( ̄□ ̄;)!! ・・・・・・ ((((((ノ゚⊿゚)ノ ・・・・・ (・_・;) ・・・・・ ((((((ノ゚⊿゚)ノ ・・・・・
(T_T) ・・・・・・ °・(ノД`)・°・・・・・・(T_T)・・・・・ (_ _。) ・・・・・
°・(ノД`)・°・・・・・
(´・ω・`) ・・・・・ (。-人-。) ・・・・・

自然の命に 手を加えてはいけない・・・
そうですね・・・すごく反省しました・・・
悩んだ末に箱ごと外の棚の引き出しの中に・・・
夜中まで あちらこちらに散らばったロビンの子供たちを窓辺の植物の中に届けたり
お蒲団の上で揺れている子を見つけたり
冬を越せないだろう小ささに 申し訳なくて・・・

そんな騒動から寝坊をして 遅めの珈琲を飲もうとTVにふと目を遣ると
NHKで 絵本作家 甲斐信江さんのお話 『 足元の小宇宙 』 がやっていました
とても素敵な女性で 植物を見つめる目が自分と重なる人です
現在85歳の彼女は 40年前に隣家の火事の類焼によって自宅を全焼
殆どのデッサンを失い しかしながら 雑草の暮らしを数年にわたって眺めているうち
「 安住せよ 細かな事でガタガタ悩むな すべては時間が解決するのだ 」
そう草たちの命から教わり 人生が変わったとお話しされていました

とても豊かで 穏やかな時間を頂いた遅めの朝
クリスマスは やっぱり素敵・・・
そんな事 思っています
さぁ 今日も私の小宇宙で
夢を ひとつずつ 丁寧に編んで行こう!
まり