
コーギーのバジルが亡くなる時
無意識のうちに 身体を摩りながら話しかけていました
お前は 小さな頃から腸の疾患を抱えアレルギーも重く
脾臓の癌に下半身麻痺 とても辛い一生だったけれど
人の気持ちも良く分かり 人と話し愛され良く尽くし良く生きたから
きっと今度は 人に生まれて来るでしょう・・・って
人に生まれる方が幸せだと 私は思っていたのだろうか・・・
Debussy - Rêverie

つい先日 「 かみさまとのやくそく 」 と言う映画の存在を知りました
母親の胎内にいたときやそれ以前のことを
2歳から4歳の子どもが覚えている 胎内記憶と子育てをテーマに
専門家や子どもたちに取材したドキュメンタリー映画です

科学的な立証がなされている訳ではなく
賛否は色々とあるようですが・・・
子どもたちに共通している記憶は
初め 宇宙にいて大仏のような姿のかみさまがいて
スクリーンに映される女性の中から 選んだ人の所に生まれる
何の為に? と訊かれると
皆 共通して 人の役に立つためと言っていました
まずは お母さんを幸せにするためだと・・・
私は 単純に子供たちの言葉が胸の奥に響きました
とても観たいのですが 此方では上映が無いので残念です

誰かの役に立つために ボクも生まれて来たのかな?
ボクは 誰かを幸せに出来たかな?
ボクがした かみさまとのやくそくは何だっただろう?

ボクは どんな人生を描いて生まれて来たんだっけ?
あんまり上手に生きれなくて 色んな事があったから
やくそく 忘れちゃったみたい・・・

でも お母さんを助けるために来たのは忘れていないよ
そっか・・・
これが かみさまとのやくそくだったのかな・・・

じゃぁ お母さんが子供になって行ったら
ボクが 少しは大人にならなくちゃね・・・

でもさ たまにはボクだって
甘ったれたいって思うんだよ・・・
まり