花の足音

2018 / 12
11≪ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 ≫01

月に叢雲花に風

2018/09/26(Wed) 00:03





DSC_3080 (800x533)


雲は流れず 行ったり来たり
月は ばつが悪そうに隠れたまま
ほんの僅かな光は 花を照らしそびれ
花は再び 目を閉じる



DSC_3088 (800x533)


月に叢雲 光は消えて



DSC_3050 (800x560)


花は寝たまま 風に散る








Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto - 10. 四季 Shiki






DSC_3005 (800x533)


空から降りた 魂が
艶やかな曲線を滑り 空へと帰す
唯それだけの事なれば
心は何処に残りましょう




DSC_3023 (800x533)


雨の日の曼珠沙華は切なくて
咲き始めの花ならば 艶も乗り雫も美しいけれど
終わり掛けの花ならせめて
気付かれぬうちに 草の褥に埋もれたかろうか




DSC_2987 (800x533)


人は ひとりで生まれひとりで死んでゆくと言うけれど
言祝ぎの門を潜り 旅の始まりを憂いては涙し 
惜別の情に見送られ 旅路の終わりを迎えるものだと思っていました


田舎では特に 黙って逝く事がまるで罪のように責められた
少なくとも つい二・三年前までは・・・
それが今では 家族葬や密葬が多く望まれているように感じる今日この頃




DSC_2992 (800x533)


七月に 隣のおばぁちゃんが救急搬送され入院
それからは 毎日のように隣の方の介護ストレスのお話を
塀越しに聞かされては居ましたが
話す事で 少しでもストレス解消になってくれたらと
時間の許す限りは 聞いていました
でもある日からぷっつり 隣の方は姿を見せなくなりました




DSC_2997 (533x800)


何日か過ぎた真夜中に おばぁちゃん亡くなっているかも・・・
突然 そう感じて不安になりましたが
別段 変わった様子もないまま一カ月程経ったある日
お庭で草むしりしていた隣の方を見かけ
おばぁちゃんの具合を尋ねると 一カ月ほど前に亡くなったと言われ・・・


最後のお別れも 出来なかった・・・




DSC_3014 (800x538)


誰にも知らせていないし 誰からも何も言われたくないし
お返しも面倒くさいし 誰にも言わないで下さいと言われ
死が 個人のものになったのだと感じました


田舎暮らしをしてから こんな事初めてで
スープの冷めない距離に居ながら
義父をひとりで逝かせてしまった罪悪感を
これでもかとばかりに増殖させた
田舎の人たちの噂話や批判も
今なら 受けずに済んだのでしょうか・・・



人の関係性も薄まり続け
やがて人も 音もなく消えてゆく時代が来るのでしょうか・・・




物凄く 寂しくなっちゃった・・・





DSC_3007 (800x533)


死は 箱の中に仕舞われて

あなたは 永遠に微笑んでいる

ポンと跳ねる 太鼓は鳴らず

曲線の上を 行ったり来たり

もはや さようならと言う事も無く








まり
スポンサーサイト
つぶやき コメント:- トラックバック:-

大人の教え 覚書

2018/09/24(Mon) 09:44
この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請
つぶやき コメント:- トラックバック:-

風の便り

2018/07/17(Tue) 12:01





DSC_0431 (519x800)






風の運んでくれるお手紙を

時々こうして 待っている


うららは 今年もう七歳









まり
つぶやき コメント:- トラックバック:-

酸素

2018/05/11(Fri) 03:01





DSC_1622 (535x800)




酸素を下さい

新鮮な酸素を




身体中に行き渡るような

手足を動かしてくれるような




酸素を探しに行かなくちゃ・・・






DSC_2201 (800x578)




あそこまで飛んだら

息が出来るかも知れない・・・







DSC_2226 (800x535)





雲を突き抜けて 

青の向こうまで




高く高く もっと高く

地球がビー玉くらいになったら

そこではきっと

酸素なんか必要なくて

ぽかりと浮かんでいられるから







DSC_2222 (800x535)




掬えるお空に 手を伸ばし

深い深い天空の

青を掬って 飲んで見よう









Mari
つぶやき コメント:- トラックバック:-

森を泳ぐ魚

2018/05/06(Sun) 13:18






DSC_2400 (800x590)




青草の絨毯の上を

思い切り駆け降りて

お陽さまと競争をした夕暮れ






DSC_6707 (800x533)




眠らない夜に目を閉じて

レコードをかけながら

朝が来るまで子守唄を探してた






DSC_5244 (800x544)




両足に靴を履いて 

森を歩いていたのだと思っていた

まさかこんな小さな水の中で






あなたの透明な掌の中で






ずっと泳いでいたなんて・・・









Mari
つぶやき コメント:- トラックバック:-

想う

2018/05/06(Sun) 04:05





DSC_0069.jpg






握り締めていた 

掌を 

ゆっくりとゆっくりと 

開いたら

何を握り締めていたのか 

見えるだろうか







DSC_0122.jpg




濁り水を吸い上げても 

咲いている花は

自分の足元を 

見た事があるのだろうか










綺麗な水が飲みたいと 

思った事は無いのだろうか











Mari
つぶやき コメント:- トラックバック:-
 Home 

プロフィール

まり

Author:まり

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク