花の足音

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忘却

2016/08/22(Mon) 13:37




















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月の光が綺麗だと

誰が教えてくれたでしょうか

仕事を終えて窓開けて

夜通し話したものでした










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光る川が眩しいと

誰が教えてくれたでしょうか

細めた目頭熱くなり

涙にくれたものでした










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朝の訪れ嬉しいと

誰が教えてくれたでしょうか

昇る朝陽を見るために

夢中で待ったものでした

















まり
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消えゆく灯り

2016/08/22(Mon) 13:15



















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ぽたぽた・・・ぽたり・・・

シャワーを浴びた肌から

あなたの汗が 流れて落ちる









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きらきら・・・きらり・・・

秘密の窪に流れて落ちる

いつまで止まぬ 催涙雨









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滑り落ちては 溜まってゆく

蒸発しては結晶となり

蒼い空から 降り続く










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雨・・・雨・・・しょっぱい雨・・・

灯りがひとつふたつと消えてゆく

変わらぬものはひとつだけ・・・

存在しない空間の中で

見つめているのはひと粒の空

無明の時の振り子が揺れる










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暗闇なんてどこにもない

ただ灯りが消えただけ














まり
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夏の通路

2016/06/13(Mon) 22:00





Lana Del Rey - Summertime Sadness         









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6月の海原に小さな波が踊る

波はどんな風にあなたを起こすの

波はどんな風にあなたを揺らすの

難しい顔をして眉間に寄せた皺を

ネコが小さな舌でぺろりと舐める







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疑問符の風を眺める夢の中

夏の通路は何処にあるの

夏の通路はどうすれば見つかるの

花瓶のお水を変えてくれる指を

ネコが小さな八重歯で甘噛みする









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あなたが眠っている木陰のベンチで

どんな歌を唄ったら聴こえるの

どんな声で歌ったら片目を開けてくれるの

ベンチの横で背伸びをして

あなたの唇に影を重ねて見る















まり
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包まれて

2016/04/21(Thu) 21:24










Andrea Bocelli Amapola         












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メレンゲのような ふわふわとした言の葉で

誰かの恥じらいや 誰かの苦しみを包んで

思い巡らせ考えて より良い形に整える







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マシュマロのような 甘く柔らかな相槌で

誰かの寂しさや 誰かの不器用を撫ぜ

存在する事への祝福を 静かに歌っている






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あぁ・・・何があなたをこれ程に優しくするのだろう

生きる喜びを胸に抱き 時を刻む振り子

その音が聴こえる度 人は自分を振り返る











まり

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私は愛す

2016/04/05(Tue) 19:37









Paco de Lucia - Entre dos aguas (1976) full video










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静かに語られるその詩の一片を 私は愛す

直向な生を緩やかに流し 川辺に咲く花々を愛でる

しかし 心に眠る埋火は時折強く熱を持ち

熱い風に火照る肌が 雨粒を乾かしてしまう








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あぁ・・・まだだ



 

まだこの光に抱きしめられていたい

あぁ・・・喜びの雨に打たれ


永遠と言う瞬間に我を忘れたいのだ








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柔らかな指先で爪弾かれ


愛を歌っていたいのだ

遠い明日など夢見ながら


弦を鳴らして欲しいのだ








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深遠なる谷底に 届かぬ雨を請い

深遠なる谷底に 見えぬ陽を追い

種を落とした荒地の端に

一輪の花をそっと咲かせてみたいのだ












まり

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水盃

2015/11/28(Sat) 14:02










Sade - Still In Love With You lyrics














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もう呑めません これ以上

理由の無い 哀しみを

もう呑めません これ以上

作り出される 苦しみを








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嗚咽と共に 吐き出して

水盃を流し込む

胃の腑に落ちる 一滴が

爛れた音を 打ち鳴らす









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はぁ・・・酔うた・・・酔うた・・・

苦い酒 辛い酒・・・

はぁぁ・・・酔うた・・・酔うた・・・

夢の酒 冷えた酒・・・






















まり
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冬の雨

2015/11/27(Fri) 21:48









Birdy - All You Never Say [Official Lyric Video]













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掌を ポンッて開けばキラキラのビーズ

お空から零れた きみの涙






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掌を ギュって握れば大地に零れる

悔しさなのかも知れない きみの雫

















まり
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静けさの向こう側

2015/10/30(Fri) 13:47







Celine Dion - Because You Loved Me lyrics








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さわさわと 静かな音が髪を撫ぜ

私の涙を 拭い去る

温かな掌で その唇を塞ごう

物言えぬ その唇を・・・







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重なりの魂 行き場なく彷徨えば

形の無き 香り漂い

やるせない 強い痛み射し

閉じた鍵を 抉じ開け・・・






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砕かれた 石の欠片が眠る

水底で 夢揺らぎ

薄氷の水面 波無く

鳥静かに 羽根を休める

















まり
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深山の森

2015/10/22(Thu) 23:05






Yiruma - Tears On Love









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晩秋を待つ様に 深山の森の装いが

急に色濃く移り行く





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夏の空を覆ってた 深い緑の塊は

幻のように消えていた




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いつか口に含んだ憧れは 葡萄色の飴玉ひとつ

マスカットのような 青い香りが広がって

ほんの少しの渋みを残し 溶けていった




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いつか胸に抱いた安らぎは 血潮にも似たビー玉ひとつ

置き炭のような 香ばしさが漂って

ほんの少し指から滑り 砕けた





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いつの間に重ねた心は  いつか舞う粉雪

遠く霞む山並みを 真白な衣に染め変えて

立ち入れなくなるほどに 降り積もる






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もうあと少し経てば すべては深い眠りの中

音が ひとつずつ消えて行く










まり
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魔除け

2015/09/24(Thu) 20:18






橋本翔太「生きモノ」 Shota Hashimoto 'IKIMONO'









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ほんのり弱い風が吹くだけで


傷口が開き 血が滲む


背中にべったりと張り付いた


六条の亡霊が


見やれ見やれと 耳元で囁く


待ってましたと騒ぐ霊に


身体が金縛りにかかる









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かつて誰かに調教された


意地の悪い亡霊は


相手を 取り殺すまではなれない


五転六転と身を移しながら


本性を開放し始めた


口は耳まで裂け 目は充血している


あぁ・・・風花のように 何処かに飛んで行きたい











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木漏れ日を求めただけなのに


何故 こんなものに取り付かれてしまったんだろう


私が 長い間会話していた相手は


この魔物の伴侶だったのだ


なんて恐ろしい 底なし沼なのだろう


もがけばもがくほど


己の心が 粉々になって行く









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セット販売だと知らず 手に入れたものには


恐怖と言う オマケが付いてきた


初め以上に壊れてしまった この心を


どう 手当てしてやればいいのだ


現実を癒す事も出来ずに


夢の中でさえ 焼け爛れた大きな岩を背負ってしまった









( 昨年9月に書いた詩の抜粋です )














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玉の緒よ 絶えなば絶えね 永らえば・・・なんて








ちょっと書いて見たくなって・・・^^





















まり
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