Knock knock Who's there?
カチャ・・・24番目の窓が開く
雪が降って お山はホワイトクリスマスになりました
イルミネーションも無い小さな灯りの灯る夜
だけれどそれは もしかしたら一番温かな夜なのかも知れません・・・
Oh Holy Night - 7-Year-Old Claire Crosby and Dave Crosby
さぁて 今年は何と書いてあるかのう
何々 昔に帰る魔法を掛けてとな・・・
昔に帰りたいのかのう?
何故でしょうね 何か受け入れられない事でもあったのでしょうか?
まぁ そんな魔法が無いわけではないが・・・
今年はコロナの事もあって 我々もあちらこちらと大忙しじゃ
雪のお陰で橇で回れるが・・・
では この魔法の時計を預けることにするかのう・・・
大丈夫じゃろか・・・
チクタクチクタク…チクタクチクタク・・・
うわぁぁぁぁぁぁぁ 目が回るよ~
『 負けない心 』 『 母の掌への地図 』 『 夢見る事を忘れない心 』
『 変化を恐れぬ強さ 』 『伝える事の大切さ』 『枯れない泉は愛』
グルグルグル~
あぁぁ・・・ 船酔いのようだよ・・・
思えば今迄 サンタさんたちには色々なプレゼントを頂いたなぁ・・・
今年はどうしても 少し立ち止まって振り返りたかったんだ
今年は誰もが 考えるチャンスを与えられた
今を見詰めたり 自分を見詰めたり 生活を見詰めたり
どう生きたいのか 自分は本当はって・・・
時に人生は ひとから希望をとり上げてしまう
そうして 生きる為に理由が必要となる時があるんだ
でも 夢があれば
朝の一歩を踏み出せる そう想っていたけど
その大切な夢が壊れてしまったら・・・
ん? 何故壊れてしまったんだろう
哀しみ? 憎しみ?
心が重くて 凄く不自由な気がしてた
自由じゃないからなのかな
本当のことって いつも不自由が付きまとってる
人生は そんなに都合よくざるで濾すように
いい想い出だけが残って行ったりしないもの
ねぇ 痛くなかった?
本当に心からユダを許したの?
諦めちゃったの?
どうせさ・・・なんていじけたりしなかった?
痛いよぅって泣いたら もしかしたら痛さが減った?
ボクはね 大好きな道があった
お陽さまの道と同じくらい 大好きな道があったんだ
哀しいことがあったけど ボクは泣かずに我慢した
我慢したら どんどん傷口が膿んで広がった
その道が嫌いになったら その道にあるものを撮るのが苦痛になった
嫌いなものが増えたら どんどん心が狭くて不自由になったんだ
だから ボクは嫌いを手放そうと思う
あぁぁ・・・ 大好きだった道はやっぱり素敵だ
この道を歩いてた自分も嫌わないであげよう
いつも ワクワクドキドキしてカメラを持っていた
自分を狭くしてしまうのも自分だ
心を自由にしてあげよう
ボクの心は ボクのものだ
ボクの後ろに出来た道がどんな道でも
ボクは受け入れ 愛して行こう
あれれ? 何だか頭がグルグルする~
おやおや 魔法の時間が切れたようじゃな
あの少年は 今の自分を自由にするために
振り返りたかったんじゃろう
人は色々な約束事や不自由を抱えている
でも 気が付けば心はいつでも自由なんじゃよ
夢を見るのも 希望を抱くのも
邪魔をするのはいつも自分なんだと理解できたじゃろうか
さぁ わしらも後ひと踏ん張りじゃ!
皆頑張ろう
今夜は クリスマス・イヴですね
私からのプレゼントは 何もありませんが
今宵 どうか皆さまの上に祝福が降りますように・・・
Merry Christmas 愛を込めて・・・
まり