花の足音

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結局・・・

2014/12/20(Sat) 22:56
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千夜一夜物語 2

2014/12/20(Sat) 19:27







Sheherezade2-- Kirov Mariinsky














あれから 何日雪が降り続いていたでしょう


来る日も来る日も 空から白い涙が降り


大地は陽射しを浴びる事無く 凍てて


道は埋まり 山も見えない














子猫は 腕の感覚が無くなってしまったように感じました


それでも 握り締めた愛を 離そうとはしません


目を閉じて 心の蓋を開けました


さぁ 僕の心よ・・・好きな処に行くがいい


僕の足は哀しみで凍傷になり もう一歩も歩けない


せめて 心よ・・・お前だけでも想うままにするがいい














子猫の心は白い海を渡り 何日も彷徨って


あの 男の元に辿り着きました


でも 事情を知らせる術がない・・・


心は考えて 三日三晩 男に子猫の夢を見せました


そして最後に 夕陽の夢を見せました
















夢から覚めた男は ふっと子猫を想い出しました


あの子猫は 今何処にいるんだろう


逢えるものなら今一度 逢ってみたいものだ・・・


そうだ 逢いに行って見るとしよう
















人の噂を辿りながら 男が子猫の元にやってきたのは


それから 十日ほど後の事でした


辺り一面 雪で覆われ 子猫が何処に埋まっているのか


全てが真っ白で 分かりません















その時です 途方にくれている男の目の前に 大きな虹がかかりました


すると その虹の元から 何やら楽しげな歌が聞こえて来ました









憧れは 尽きる事無く 舞い上り


今生だけのものにはあらず


陽の影に 月の夜に


山の端に 草の露に


散れば散るほど 増えるばかりよ


愛持って 愛にまみれて


あら楽しや あら嬉し


今日も お空を駆け回る


いついつまでも いつまでも


















歌の聴こえる処に 一輪の花が咲いていました



男は 暫くの間 その歌を聴きながら



花を愛でて 雪の中 立っていたそうです
















まり
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お山の雪

2014/12/20(Sat) 02:13








Il Divo Hallelujah















きれいだった・・・



めちゃくちゃ きれいだった・・・



暫く 此処に立ち 眺めていた



今日は お山に行って来て よかった・・・
















道は アイスバーンで つるつるに凍っていた



怖かった・・・



仕事納めの挨拶回りを済ませると



夕暮れは 今年最後のご褒美をくれた















こっそり 雪の下に



色々なものを 埋葬して来た



少し 心が 軽くなった・・・










まり
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