花の足音

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ある夜 詩人の歌を聴く

2016/04/05(Tue) 23:06







Robert Schumann, Dichterliebe op. 48 (complete), Christophe Prégardien, Andreas Staier










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少し前の夜のことです 久し振りに小さな音楽会に出かけ

R.シューマン 「 詩人の恋 」 の歌曲やピアノの独奏など

とてもいい時間を過ごす事が出来ました





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「 詩人の恋 」 の詩は ハイネの全69編で構成された 

「 歌の本 」 から16編が並び替えられ引用されています

私は4番目の詩が とても好きです





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君の瞳を見れば


君の瞳を見れば 悩みも苦しみも皆消える

口づけをすれば 心はすっきりと晴れ渡る

それでも僕は 「 あなたが好き 」 と言う言葉に

激しく泣かずには いられない





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1部の歌曲が終わり 2部ではショパンやモーツァルトなどのピアノ独奏を聴き

アンコールではF.リスト 3つのペトラルカのソネット S270 より

「 第47番 平和は見つからず 」 が歌われました





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平和が見つからず とは言え戦う気にもならない

恐れながら希求し 燃えては凍てつく

自分の物とは言わず 自由にもしない

目がないのに見ようとし 口がないのに叫ぼうとする

死を望み乍ら命乞いをし 自分を嫌悪しながら他人を愛する

苦しみを糧に泣きながら笑い 生死も同様に愛おしい

こんな私にしたのは あなたなのです







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とてもこの詩に驚き まるで水鏡を見るように

コンサートが終わりました




夢は 人によって様々なもの・・・のはずです・・・







私にとっての夢は 次の人生にバトンを渡す時の

ささやかでも 深い意思表示だと思っていて

儘ならない長き道に突き立てる

明日への 強い決意表明でもあるのかも知れません















まり
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私は愛す

2016/04/05(Tue) 19:37









Paco de Lucia - Entre dos aguas (1976) full video










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静かに語られるその詩の一片を 私は愛す

直向な生を緩やかに流し 川辺に咲く花々を愛でる

しかし 心に眠る埋火は時折強く熱を持ち

熱い風に火照る肌が 雨粒を乾かしてしまう








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あぁ・・・まだだ



 

まだこの光に抱きしめられていたい

あぁ・・・喜びの雨に打たれ


永遠と言う瞬間に我を忘れたいのだ








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柔らかな指先で爪弾かれ


愛を歌っていたいのだ

遠い明日など夢見ながら


弦を鳴らして欲しいのだ








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深遠なる谷底に 届かぬ雨を請い

深遠なる谷底に 見えぬ陽を追い

種を落とした荒地の端に

一輪の花をそっと咲かせてみたいのだ












まり

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心の旅

2016/04/05(Tue) 16:28




Norah Jones - Everybody Needs A Best Friend









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山鳩の背に乗って ほんの短い旅をする

毎日見ているお花たちでさえ

雨上がりには素敵な表情で 微笑みかけてくれるでしょう





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誰かの無事を願い 誰かの決意に頷き

誰かの寂しさに涙し 誰かの痛さを摩り






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誰かの雲を吹き飛ばし 誰かの喜びに手を叩き

誰かの素敵な言葉にドキドキし 誰かの何かを抱きしめながら・・・





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そうして眺めているものは 一日として同じ表情はなく

まるで 知らない世界に舞い上がり

心はひと時旅をする






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花曇りには 静かに

そっと咲き出すお花もある





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まだ冷えるのね・・・って 

俯いてるお花もある





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もしも心が無かったら・・・

それ程の哀しみは無いでしょう


人生は 色も無く香りも無く

愛おしいものに重ねる翼も無かったら


生きる意味もなくなるでしょう






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ほら・・・一番弱く儚いものに あなたがいる

ほら・・・一番透明な光の粒に あなたがいる






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私は毎日 あなたに心を重ね

心の旅を繰り返す











まり
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八雲立つ

2016/04/05(Tue) 00:35





Ben Webster, Harry Edison - My Romance











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八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を




日本最古の和歌を読み

庵の周りに立ち上がる雲を眺める





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そうだ 雲を集めて八重垣作ろう

そうして心を守るんだ





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春色の雨粒が ぽたりぽたりと大地に沁みる

命清らかにして生き生きと輝き

若葉は雨に濡れ 花は歌い鳥は鳴き

光弾ける 清明の時





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命は冬に別れを告げて

振り向く事無く走ってゆく

肩を冷やした小雪を溶かし

霜に凍てた蕾を立たせ

温かい雨粒を一息に飲み干したら

手を伸ばす先にあるものは

昨日ではない 明日なのだ















まり
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