花の足音

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灰色の荒野に・・・

2016/08/30(Tue) 21:11







Andrea Bauer "One Face of Silence"









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麻子 どうしたのさ電話にも出ないで





うん・・・ちょっと考え事していて・・・

ごめんなさい康弘さん

夢もうつつも色々な事が重なってぐちゃぐちゃなの

自分の中だけで何とかなると思っていた事が

整理できなくなって来て・・・





じゃぁ 順番に並べてごらんよ ゆっくりね




うん・・・








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あのね・・・2年前ぐらいに観た映画の原作を

ある人に紹介された専門店で見つけたの

そしたらね 映画と原作が全然違ってたの




どう違ってたの?




あのね 原作には写真集が付いていて

細かい記録がされてるの 

今は何でも数字が記録されるから

いい事なのか悪い事なのか分からないわね








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その記録がどうかしたの?




うん その映画の招待状を原作者の人から頂いてね

その時 添え書きがあったのだけど・・・

今 とても具合が悪くて心身ともに上手く歩けないって

でもね 原作の方ではその時とても楽しそうに街を歩いていて

歪んだミラーに映った自分を写したりして

とってもお元気そうな記録が記載されていたの




映画と原作なんて殆どが違ったりするものだろう?

それでどうして そんなに考え込んでしまうのさ




私だって原作と映画が違うものだってあるって知ってるけれど

添え書きが直筆だったからとても心配して・・・

でもね 心配している私をその人はどんな目で見ていたのだろうって

そんな風に考えたら 何だか悲しくなって来て

心の中に北風が吹き込んで来てしまったの・・・








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北風じゃなくて台風だろう?

麻子は前に言っていたじゃないか

どんな事を書いたか じゃなくて

万年筆のキャップを外した瞬間の相手の心が大切だって

その瞬間にひと粒の真実があるんだって






そうよ 今でもそう思ってる

夢を描く時の その気持ちが大切だって

でも これは夢だったのかしら?

相手を死ぬほど心配させるって事は夢なのかしら?








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麻子は哀しい嘘だと思ってるの?






初めはそう思ったの

だけれど その時毎日泣いて色々な事を考えて

人を想うと言う事を教わった気がするの・・・




自分に出来る事は何だろうとか

相手の気持ちを想像したり

いつも病気をしている側の気持ちばかりだったから

周りの人の気持ちを教えて貰ったような気がするの・・・






もしまたそんな事があったらどうする?

麻子は 人を信じられなくなったかい?

人の心の瞬間さえ嘘だと言う事もあるかも知れない







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私は・・・



きっと また同じ事をすると思う・・・




車検までまだ少しある車のバッテリーが

突然機能しなくなる事だってあるし

突然音声機能が壊れてしまうオーディオもあるし

この世にひとつだと思っていた製品の類似品が

街中に溢れている事だってあるし・・・

確かなものなんて何処にもないのかも知れない・・・




でもね康弘さん・・・

夢はね 見せて貰うものじゃない

自分で見るものよ

信じたいから信じるの

愛はね 与えて貰うものじゃない

愛したいから愛すのよ









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でもね・・・何でだろう・・・

何だか無性に涙が出るの

暫く 眠りたい・・・




何処かがほつれたのかも知れない・・・

目が変なの

色が抜けてしまうの




少し 眠りたい・・・








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この世界に虚しさを感じたかい?







私には どの世界も同じだもの

夢に虚しさを感じるならば それはうつつでも同じ事よ

夢は生きる力になるって ずっと信じて来たんだもの・・・

大人たちがどれだけ夢を壊したって

子供たちは決して夢を諦めたりしない






私だって 諦めたりしない・・・

でも・・・でも・・・





丸刈りの少年が目指していた荒野は

本当にあるのかな・・・













まり
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微笑みの道

2016/08/29(Mon) 09:20









Billie Holiday - On The Sunny Side Of The Street (1944)









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あなたの言葉で 私が育ち

あなたの愛で 私が生きる

私の生きるを あなたが愛し

私の愛が あなたと歩く








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ひとりの道が 照らされて

土が少し 湿っている

生きてるって言う事は

とっても寂しいものだから

あなたに寄り添い 歩いていたい








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繰り返す季節のように

深く深く あなたを愛そう

ただ咲いて ただ散って

ひとつも足さず ひとつも引かず

微笑みの道 目を細め・・・













まり
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裸ん坊がいいのです

2016/08/28(Sun) 23:49






HD Adam Hurst: Midnight Waltz









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あなたの指が一枚ずつ 私の衣を剥ぎました

今も変わらず無知なまま 裸ん坊で転がって

床の上で1ミリずつ 匍匐前進してるのです

手足をバタバタ動かして 日向に這ってゆくのです







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厚衣など纏ったら 時々それをうっかりと

肉に間違う人もいて 二度と脱げない人もいて

だからこれがいいのです とても軽くていいのです

命の枷のその他は 裸ん坊でいいのです







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覚えた言葉を声に出し 時折お喋りしています

積み木のお部屋の縁側で おままごとして遊びます

小枝のお箸に泥団子 葉っぱのお匙に花飾り

あなたの大きな手の中に 私を乗せて眠ります











まり
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藤の花の散りゆく時・・・

2016/08/28(Sun) 10:27







Relaxing Piano Music with Nature Sounds - Quiet Peaceful Song ("Forest Path")








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夜通し泣いて泣きはらし

明け方突然手紙が来たの

同じ朝を迎えたと

やさしいやさしい手紙が来たの






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いつだったか忘れたけれど

心は一生忘れない




お母さんのようにあったかくって

なぁんの飾りも付いてない

真綿のようにふかふかな掌で

そっと涙を拭いてくれました







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失敗しても転んでも

いつも アハハと笑ってくれた





結んだ糸をカラカラと糸車に巻きましょう

出逢った縁をしっかりと糸車に巻きましょう

いつかまた綾を織り 旅立ちの着物を仕立てましょう







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あなたが愛していた みすゞ の詩を

心の中で くりかえし・・・くりかえし・・・








  お花だつたら




もしも私がお花なら、

とてもいい子になれるだろ。



ものが言へなきや、あるけなきや、

なんでおいたをするものか。



だけど、誰かがやって來て、

いやな花だといつたなら、

すぐに怒つてしぼむだろ。



もしもお花になつたつて、

やつぱしいい子にやなれまいな、

お花のやうにはなれまいな。











青い花 風に揺れ散りゆく時

花びらの後先に手を併せ

届けられなかった感謝を込めて・・・

あなたのお身体と心の健やかをお祈りしています






沢山の慈しみを

ありがとうございました











まり
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消えた本

2016/08/27(Sat) 23:23








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少しお休みするだけだって言ったのに・・・


どうして突然 消えちゃったの?





こんな最後はヤダよ






ヤダ・・・






糸がぷつんと切れた

















まり
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2016/08/27(Sat) 08:57






Spirited Away Soundtrack - Day of the River (Ano Hi no Kawa)









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水流の 強き嵐に流されて

留まる事も 叶わぬ如く

揺れる 心の灯よ






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三界に 席を同じゅうし

嘗て並んだ 影を見る






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幾重に重なる波に抗い

身を留めたる ひとつ巌







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天から授かり 堰ひとつ

身を繋ぎ 強張りを解く







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流れて行け 何もかも

流れて行け 水の澄むまで







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二百十日が過ぎ去れば

川はまた 穏やかに笑い








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さらさらと 流れゆく筈
















一昨日の夕暮れ 義母の処からの帰り道に

ちょっとだけ寄り道

川を見ていると 少し気持ちが楽になったりして・・・



明日の台風 心配ですね

これ以上の被害が無い事を祈ります

皆さまもどうぞお気を付けて












まり
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幻想が滅する時残るものは・・・

2016/08/24(Wed) 17:58
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ありがとうございます

2016/08/24(Wed) 13:42







Goldberg Variations 1-7









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慮ると言う事は 自分ならば・・・と言う想いも内包されていて

ひとりひとりの深さによって 想像力の深度も変わる

常に そこには後悔と自責の念が絡み付くものだから

先を行くものは 出来れば言葉を用意し

残されるものの苦しみを減らす努力をする義務があると考える







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命の最後を決めるのは 出来れば自分であるべきだと思う

緊急事態などの時に 医師から機械的に返答を求められる

三つ程の項目から選ばなければならない 延命についての選択

どれが正解か・・・それは意識の無い本人にしか分からない







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周りの親戚などから 想像していなかった横やりなど入り

本人の意思などあって無いが如くのものとなる事もある

人の尊厳は 何処にあるのか

人の中の「私」は 意志を表明しなければならない

意志無くして 最期を迎えてはならない



意志・・・ それは生きる責任の在処だと思う









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秋の七草 尾花






孝を尽くしたくも 声も無く

灯は揺れ 秋風が吹き抜ける

子の出来る 最後の孝とは何やらん

頂いた 抱えきれない慈しみ

見つめればそこに 必ず意志がある筈・・・
















暫くの間 更新滞りがちになると思います

お言葉を頂いてもお返事も書けずごめんなさい

落ち着きましたら ゆっくりお返事させて頂きます




皆さまには いつも元気を頂いております

ありがとうございます

沢山の感謝を込めて・・・














まり 
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2016/08/22(Mon) 15:42






Chris Rea "And You My Love"









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実る穂も かろければまた立ち上がり

重ければ 秋の嵐に倒されて

根ごと千切れて 明日に飛びゆく







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明日の朝が 穏やかなものになりますように・・・








暫く留守に致します






まり
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忘却

2016/08/22(Mon) 13:50







M83 - "Wait" (Official Video)










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月の光が綺麗だと

誰が教えてくれたでしょうか

仕事を終えて窓開けて

夜通し話したものでした







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光る川が眩しいと

誰が教えてくれたでしょうか

細めた目頭熱くなり

涙にくれたものでした







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朝の訪れ嬉しいと

誰が教えてくれたでしょうか

昇る朝陽を見るために

夢中で待ったものでした











まり
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