花の足音

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壊れゆくもの

2016/11/30(Wed) 09:33







CHOPIN - Etude Op. 10, No. 3 in E major Tristesse - Piano Classical Music HD









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貴女が 時を止めようとしている

身体の中から 時を止めようとしている

あのいとけない嬰児が 戻って来たと言うのですか

それとも もう諦めてしまったのでしょうか




私が一番訊きたかった事は 訊く事が出来ないまま

私の一番伝えたかった事は 伝えられないまま

残された宿題を ひとりで編み上げるには

これから どれだけの月日が掛かるのでしょう・・・








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あの梯子を外したなら 

あの道を塞いだなら

時計の針を指で進めたなら・・・





雪が降るといい

あの日のように 深々と

何もかも ましろになって

何もかも 見えなくなる








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相手がいるから 解決できる事があって

相手を失うと 二度と解決できなくなる事もある

ただ雪の下に埋葬しても 雪解けとともに地上に顕れる

土の下深く・・・

あぁ・・・まだ 穴は掘れていない

あぁ・・・スコップの柄は折れてばかり






また雪が降る・・・








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数日前 義母がようやく落ち着いた施設から電話があり

「 今日明日ではないけれど そろそろです

会わせたい人がいたら 急いで下さい 」 と・・・



不動心の無い私の心は ウロウロするばかりで

この2年の短さを痛感する



身体のスウィッチを ひとつずつ切り始めた貴女の

もう聴く事が出来ない声を探している






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貴女の声を探している










まり
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夜明けの珈琲

2016/11/29(Tue) 10:58







"Be Thou My Vision" by Eden's Bridge









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まだ暗い部屋に ほのあかり

私の窓の 夜が明ける







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おはよう・・・






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目が覚めた?







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冬の朝の この時間が好き






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毛布に包まって ごそごそ・・・





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葉ぼたんが 何か呟いてる・・・


寒いの?






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朝焼けは まどろみの中

夢うつつは 毛布の中








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昇り陽に 口づけをして

珈琲を淹れましょう






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もう一度 おはよう・・・

珈琲 飲む?






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ほら 今日は晴れそうね





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掌が お陽さまに透けてる





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えっ また寝ちゃうの?

ねぇねぇ 起きてよ

朝よ 朝ですよ

新しい 一日の始まりですよ






もぅ・・・












あなたの内なる 温かなあなたが

私の内なる 柔らかい私を起こす

初冬の指の間を抜けて

眩しい光が 心に届く











まり
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朝が来た

2016/11/28(Mon) 09:10







TCHAIKOWSKY "THE SEASONS" "NOVEMBER"










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朝が来た 朝が来た

いつも通りの朝が来た





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冬木立は 風に揺れ

ブーンブーンと 音立てる






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毎日訪れる 当たり前の奇跡に

人は おはようと微笑むだろう







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冬には冬のお花が咲き

当たり前に散ってゆく






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さぁさぁ お蒲団から出ましょうね

寝癖を直して ほら 目を覚まして




今日も 暖かくして 頑張りましょうね










まり
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散りゆく葉の旅を踏む Ⅴ

2016/11/27(Sun) 23:37







Christina Perri - A Thousand Years (Piano/Cello Cover) - The Piano Guys









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この葉 言の葉 色付く葉

露を含めば 喜びに泣き

露零れれば 哀しみ映す








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光を浴びて透過する 樹々の葉のように

人の心も透けて見えたらいいのに・・・



ねぇ そうは思わない?



だって 大切な事は言葉の裏側にあるものでしょう?

だけれど 何とか伝えたくて

人は一生懸命言葉を綴る









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歩いて来た道を振り返れば 

散り敷かれたあなたと私の言の葉が

ふかふかと積もってる



あの夜の言の葉は黄葉に

あの朝の言の葉は 朱を射して








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そこには小さな種が出来 

私はそれを こくりと呑んだ



あなたの落とした 心の種を

私は こくりと呑み込んだ









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いつか芽生える小さな種は

私の幹を つくるでしょう




いつか張り出す根の先は

私を大地に繋ぐでしょう




いつか広げる掌は

明日を夢見て紅差すでしょう








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でも そこにあなたが居ないなんて・・・

想像出来ない・・・




そこで 意識が止まってしまう・・・

いつもそこで 動けなくなる・・・








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あぁ・・・そうか・・・そうなのかな・・・

初めはずっと2つの足跡だった

最近はずっとひとつの足跡




私が歩けなくなると いつもあなたが負んぶしてくれた

今は・・・ 私が負んぶしてるのかも知れない・・・








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足跡がひとつでも 一緒ならいいね

冬の陽の下でも 瞳を重ねて宝物を探そう



あなたが笑顔になるように

私が笑顔になるように



そうしていつか 足跡が2つ並びますように・・・















長い時間 もみじばかりのお散歩にお付き合い下さり

本当に ありがとうございました



お散歩をしながら 自分の心を探していましたが

散らかった心が整理できず・・・ ごめんなさい











まり
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散りゆく葉の旅を踏む Ⅳ

2016/11/27(Sun) 10:34






Dvorak - Romance for piano and violin, Op.11










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さて 少し丘を登って向こう側に生きましょうか





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あれ? こっちには何もありませんね






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あっ! 城下が見えます

大昔は 此処からどんな景色が見えたのでしょう

今よりもっと田畑が広がった 緑の多い景色だったのでしょうね






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あっ 見て見て お陽さまが射して来ました





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あの靄はなぁに?





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この樹だけが 蒸気をあげています

沢山の樹々があるのに どうして一本だけなんでしょう?






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沢山の仲間の中で そっと濡れそぼった体を

お陽さまの暖かな光で乾かしているように見えます



同じように雨に濡れても 霧に巻かれても

樹々はそれぞれに 違った恵みがあるのかも知れません

肌の硬さや 古さや 質は

雨を弾いたり 霧を含んだり みんな違うのかも知れません



きっとね・・・







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でも みーんな光が好きです

陽陰にいると 光の道がよくみえます

朝陽の素晴らしさを 知らない人は少ないでしょう






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あぁ・・・ 光のシャワーです

ねぇ 早く早く 

ほら 掌で受けて下さい

あぁ・・・ほら・・・

命のお洗濯をしましょうね









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あ・・・もみじもシャワーを浴びていますよ

素敵・・・藤城清治の影絵のように透けています








両の腕をいっぱいに開いて

あなたの光を受けよう

時々 弾き

時々 沁み込み

時々 透けて

幹の芯まで

細根の先の先まで

光を吸い込み 

光を吐き出し

樹は 自我を蒸発させ

光の中に帰ってゆく

大いなる魂の故郷へ









まり
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散りゆく葉の旅を踏む Ⅲ

2016/11/26(Sat) 14:49







P!nk - Just Give Me A Reason ft. Nate Ruess










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あら・・・姉さん こんなところで・・・

えぇ・・・お参り・・・そうね そんなものね・・・






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えっ 届け出?

まだ三カ月もたってないのよ



嫌よ・・・嫌・・・そんなもの

七年経ったからって 何かが変わるって言うの?






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それに 七年も先の事なんて自分の事だって不確かだわ

この子だって・・・不憫だし・・・





あのお山の一番長い一日を あの人が忘れる筈ないもの・・・






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あの人が 自分の手を染めて取り上げた

この子を忘れてしまうわけないもの・・・






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だから 旅をしているの

あの人の心を連れて・・・





いつか またふらりと帰って来るに決まってるもの

姉さんだって知ってるじゃない

あの人が捻くれた寂しがり屋だって・・・







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今はきっと あの人の時が止まってるのよ

またいつか 動き出すのを祈ってるの







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もうあっと言う間に 師走の風が吹くわ


お正月には三人で またお雑煮を食べられるかも知れないから・・・







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それにしても 四季の移ろいは

どうしてこうも早いのかしら・・・

またひとつ 歳を重ねてしまうのね




感じ方は色々だけど

何処にいても誰にでも 時は平等に過ぎてゆくわ

口の端に乗せても 呑み込んでも

心の中には同じように言の葉は落ちてゆくから・・・







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姉さん・・・それじゃぁ・・・

私 旅の途中なの




えぇ・・・またね

頑固者だなんて 哀しい事言わないで頂戴





ただ 待っていたいのよ

お帰りなさいって迎えてあげたいの





いつでも帰れる場所が 必要な人なのよ・・・






それじゃぁね・・・











まり
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散りゆく葉の旅を踏む Ⅱ

2016/11/26(Sat) 10:00







"Forsaken" by Adam Hurst~ Cello and Organ, Dark Music









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お山はいいね

雨粒に洗い流されて





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泣き声もたてずに

静かに泣けるから・・・






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ぽとん・・・ぽとん・・・






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ぽとん・・・






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あっ・・・





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小さな灯り 見つけた










まり
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2016/11/25(Fri) 08:02







"Cold" - Jorge Méndez (Sad Piano & Violin Instrumental)









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まり
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永遠の零

2016/11/24(Thu) 19:15
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ましろな夢

2016/11/24(Thu) 17:14







Carol of the Bells - piano solo arranged by Charles Szczepanek










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あ・・・雪・・・






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きれい好きなお空が 手を洗い

こびり付いた汚れを落としている




その飛沫が 冷えて凍り付き 落ちて来るのかも知れない・・・






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落ちて来るのは ましろな夢






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辺りを包む 11月の雪






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箱の蓋の開閉に どんな違いがあったのだろう・・・






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綿帽子を被ったお花が ふっと想う





掌を汚さないように 手袋をする人と

汚れた掌を 手袋で隠す人




子供は 何でも素手で触って確かめる

指で突いて 握り締めて 匂いを嗅いで お口に入れて





掌を汚したくない人は ポケットに手を入れて

何も掴まず ただ アスファルトの上を歩く




私は 土の上を転んで手を突き

泥だらけになった掌を パンパンと叩き歩いている

夢の街の住民票を取り上げられたら

もう何もしゃべる事は無い





心の弦が鳴らなくなるから・・・





汚れた掌を隠すように はめている手袋が

愛おしくないわけがない




汚れていない掌になど 撫でられたくはない

生きていない掌なんて 暖かいわけがない






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その冬 お陽さまに溶かされたゆきだるまは

跡形もなく消えてしまった・・・




染み一つ残さずに





お陽さまの掌は 火傷をした・・・

でも それらはすべて 夢なのだ







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お花は知っているから・・・



すべては 儚い夢なのだと







人は 醒めた後の不安を抱きながら

夢を見る事が出来るのだろうか・・・






夢は 人を壊してしまうものなのだろうか・・・





夢に 愛を注いではいけないのだろうか・・・









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触れようと 触れまいと

夢はいつか融けて 消えてゆく




もう一度 見たくなっても

この雪のように

染み一つ 残らない

もう決して見つからないかも知れない・・・






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だから・・・見続けている・・・

汚したくても汚れない

永い永い 夢





目が覚める頃は お空にいれたらいい

雲のお蒲団を被り

二度寝をしよう


















まり
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