花の足音

2017 / 01
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道行き照らす鬼灯になりて Ⅲ

2017/01/29(Sun) 14:05







Gipsy Kings - HABLA ME










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さぁ・・・二つ目の鳥居を潜りましょう

この参道の雪かきは さぞや大変でしょうね

こんなに長い道をかくのは 女性でも男性でも辛いでしょう





以前は 里でも毎日こんな有様で

泣きたくなる時も多かったのよ







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アイスバーンの交差点で 朝の渋滞があった時

自転車で渡ろうとしたおばあさんが転んでね




息を呑んで見ていました

あっ! て叫んだけれど 身体が動かない

助けに行きたいけれど 勇気が出ない




どうしよう・・・どうしよう・・・

心の中でパニックが起きて冷や汗タラり・・・

誰も 倒れているおばあさんを助けに行かない

十数代の車が まるで凍りついているようでした




そこに 前から四台目の車の人が飛び出し

おばあさんを助けて 向こう岸に運んであげました

その人はね お山のホテルにお勤めしている

知合いのインド人の方でした





日本人て ダメね・・・

自分も含めて とても恥ずかしくなったのよ








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あっ ほら 見て

あんなところに 私がいる




人の目も気にせず あなたの背中で泣いてる私







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思わず 手が出てしまう

後先考えず 身体や心が動いてしまう





瞬間に 頭は停止していて

何故だかもう コマ送りが進んでいて

自分には助けられないかも知れない命を

気が付けば抱き締めて温めている・・・






そんな心が いちばん大切・・・









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あぁ・・・ やっと本殿が見えて来ましたね

少し 呼吸が辛いです

最後の階段だけど・・・






ありがとう 手をひいてくれるの?








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阿 が綿帽子を被っています

始まりの始まりは 雪の中








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手水舎には 氷柱が出来ていますね

さぁ お清めをしましょう







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まぁ・・・こんなところまで凍ってる・・・

でも きれいね・・・陽が弾けてきれい・・・







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あなたは何を祈るの?

煩悩を断つ とか?




神さまの前で 嘘をついてはいけないのよ

お参りをする意味がないじゃないの







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私は・・・あなたの旅の道行きの無事と

道の交わる交差点での勇気を お祈りします




それから 朝詠んだ春待つ歌を・・・








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白銀に映るきみの手 みだれ髪

影も夢見る 花鳥風月










あっ 向こうにも何か見えますよ











まり
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道行き照らす鬼灯になりて Ⅱ

2017/01/28(Sat) 10:58






Brian Dee - Unforgettable












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うわぁ~ すごい綿帽子です







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本殿に行く前に 三つの鳥居を潜ります

石の階段は 氷が張っているから気を付けましょうね







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お陽さまが当たっている処には 氷柱が出来て

キラキラしてきれいですね







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あっ 愛宕福神水ですよ

お清めに頂いていきましょう







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お水の神さまには 下からご挨拶するしかないようですね

って 雪が無くても 私に此処は登れないんですが・・・

でも 本当はいつも登りたいと思っているんですよ







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あなたは スローシャッターが上手ね

私は あまり上手に撮れなくて・・・

やっぱり 三脚がいるかしらね

機材がもっと軽ければいいといつも思うのよ







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お山が濾過したお水は とても澄んでいて

とても冷たくて 身体をシャキッとさせてくれます








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さぁ どうぞ

心の澱が 流れていきますよ




如何ですか?

ん? 意外そうな顔ですね



そうなんです

この時期は 温かく感じるでしょう?



自分の温度や空気の温度で

ずいぶんと体感が変わります



夏はとても冷たくて 冬は暖かく感じるの

だから凍らず 流れ続ける事が叶うのでしょう?



地下水のような心になれたらいいのでしょうけれど・・・







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知らず知らずのうちに 溢れてしまったひとしずくが

冷たい外気と同化して 凍ってゆくの




きっと 春を待ちながら少しずつ流れ落ち

人の苦しみや寂しさや哀しみが 形となってしまうのね







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でも ねぇ見て ほら

雪解けを待つ雫は なんて美しいのかしら




この中に閉じ込められた 清い流れは

なんてキラキラしているんでしょう




もしも 冬が無かったら 

人は 春の素晴らしさを身体中で感じる事が出来るかしら?

もしも 冬が無かったら

夏の強い陽射しや 秋のあわれを感じる事が出来るかしら?








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自然と言う神さまからの 最高のギフト

私は そう思っているのよ





だから 私は 冬から逃げたくない

ちゃんと 冬とも向かい合っていこうと思うの

だから いつも見ていてね








さぁ まだ鳥居をひとつ潜っただけです

歩きましょう










まり
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道行き照らす鬼灯になりて Ⅰ

2017/01/27(Fri) 09:32







Sibelius - Nocturne Op.51 from Belshazzar's Feast. PIANO SOLO - P. Barton











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怖い夢を見て 少年が泣いている

いつかの私のように・・・






頭を撫ぜてあげたくても 私は鬼灯

あの人の 足元照らす薄明り

小枝に釣られて 揺れている

私は鬼の子 薄明り

朝な夕なに 揺れながら

生涯 きちょうでいるのです








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夜明け前 お空は紅く色付いて

日の出 品川 薄青の 船を見送る彼岸に立ち

雪晴 亀山 白銀の 此岸の道行き祈る無事 



 





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ご一緒に お参りに行きましょうか

あなたの 足元のご無事を祈って・・・








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やっと 少し晴れたのよ

陽射しは暖かく 少し歩けそうな気がして・・・







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お山はずいぶんと 白くなりましたね

だから 那須おろしがこんなにも冷たいのでしょう







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小さな小さな旅ですが

少し お散歩をしましょうね








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尾根の重なりを眺めながら お山を登って行きましょう

息をすると 肺にドライアイスが入って来るようです

それでも 今日は暖かい・・・








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うわぁ~ 真っ白ですよ

ふかふかです








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さぁ お参りに行きましょう

石段がたくさんありますね






手を繋いでくれますか?

息が切れてしまいそうだから・・・















まり
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椿 女の一生

2017/01/26(Thu) 21:21







Un Amor HD - Gipsy Kings









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煩悩など 祈りの力で消えたりしない

灰被りの埋火が 少しの風で熾きるように







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あなたの指先に灯る 私のディーパが

決して 消えたりする事が無いように







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あぁ・・・手中深く 千切れんばかりに

握り締められし 私の魂よ・・・







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どうか あなたの掌を押し開けよ

この息が止まる前に







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蕊を揺らし 首落ちるまで

あなたと共に 育ち合い







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ただ そのかいなの中で 愛されていたい・・・












まり
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冬の道

2017/01/25(Wed) 22:44







Ella Henderson - Yours









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出口など 知らずともよい

ここで足跡を重ねてゆくから・・・







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諦める事など 覚えなくてもよい

自分を騙せば 灰色の春が来るから・・・







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夢を見せた 男が泣くの

夢を見た 女が泣くの






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それなら 二人で泣けばよい

笑いながら 泣けばよい






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這えば立て 立てば歩めと歩を進め

足跡辿る 冬の道






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自分を押さえつけ 言い聞かせたりしない

自分の言葉を聞いてあげられるのは 自分しかいないから・・・







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最後に必ず ぼくは言うよ



人生は素晴らしい・・・







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きみを愛せて よかった・・・



こんなにも 人を愛せてよかった・・・













まり
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憧れの見も知らぬ美しい風土まで

2017/01/24(Tue) 16:06






Jessie Ware - Say You Love Me








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私は 自分の愚かさに

余りの愚かさに 泣き叫んでいた




私の煩悩は 言葉を読む力も失い

絵も眺めず ただ水底に沈んでいる




空即是色を見つめるまなこを掬い上げ

水浸しの空洞に はめ込んだ










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景色の失われた場所が 私を呼ぶ




どんな場所でも 真っ直ぐに見るんだよ

月と陽の言葉を思い出し

私は 吹雪の中に立ち

真っ直ぐに顔を上げて 前を見た








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私を見てくれていた

私に話しかける声が聴こえた




ちゃんと ずっと

毎日 私の夢に寄り添ってくれていた








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ちゃんと見ていなかったのは 私だった

気付かず 疑問符ばかり並べていたのは私だった




私はまた 置いて行かれたとばかり思って

泣いてばかりいて 何にも見えていなかった







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道の先は 途切れていなかった

夢の先も 途切れていなかった




立ち止まれば それを眺め

毎日 声を聴かせてくれていた







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あぁっ! 待ってよ 置いて行かないでよ

ごめんなさい 私が悪い子だったの

焼きもちなんか焼いちゃって





地団駄踏んでたんだ

寂しくて

知らない間に 私の心は真っ黒で

その汚れが 来世を観えなくさせたんだ

私はどうしょうもない愚か者だった







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私の道の先に あなたがいる

生きていても 魂になっていても あなたがいる




私は 這ってでも進んでゆくよ







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この道に寄り添っていてくれてる

あなたに愛を届けるために












まり
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冬眠したい

2017/01/24(Tue) 00:11






Gentle Rain - Diana Krall









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本を読んでいた

とても寒くて 咳が出るから

暖炉の前で 本を読んでいた・・・




恋愛小説だった

出逢って3カ月もしないうち

岩と花びらが水遊びをして

人目も憚らず ホモセクシュアルな香りを漂わせ

古い木のうろが 今 岩を待っている・・・




登場人物は 顔なしの二人

人前で堂々と そのものなれた雰囲気は 

私なんかよりも 世間を良く知っている人たちなんだと思う

きっと・・・





寒いけど お部屋の空気を入れ替えたくなった

同じ灯りをとっても 惹かれる灯りとそうでないものがあるのだと知ったの

人の深さと灯りは やっぱり無関係ではないと思った







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薄暗い部屋の中で お花がはらりと落ちる






温かい暖炉の上だというのに

今日は 何故だかはらはらと落ちる








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寒がりで 冬眠しているお月さまが

花びらを受けている・・・





落ちるのを知っていて

待っていてくれたのかも知れない・・・





温かい指が お花を撫ぜる

もう 散ってゆくというのに

もう 香りも消えかけているというのに・・・









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ねぇ・・・一緒に冬眠してもいい?





今夜は また雪が降るのよ・・・








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もう・・・頑張れないかも知れない・・・





言葉よりも鮮烈に 人を切り裂くものがあるって知ったの






撮った写真に意味を付けるのも

意味を 探して撮るのも違うと知ったの・・・






私は 出来れば何も考えず

ただ 感情が撮る写真に愛を添えたい

深い愛には 鍵を付けて・・・













まり
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言葉の消えた夜

2017/01/23(Mon) 10:43







Sweet Sisters Hit the road Jack










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ぼくはグラビアが好きだぁー! 好きなんだ!




ぼくは 夏にいっぱい葡萄を食べたんだぁ―!





クマくんは 夕べ叫んでいた







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グラビアってなぁに? それ美味しいの?






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こーんなポーズとか・・・







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あーんな アングルとか・・・







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こーんなところを撮るの?






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ぼくは別にいいと思う

そんなにグラビアが好きなら それもいいと思う

夢中で撮ればいいと思う








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ぼくは 家出して故郷のぶどう棚の下で暮らしていたクマくんを眺めた

それはまるで クマくんの人生の縮図のように見えた





一生笑って暮らしたいって言う クマくんの言葉が響いて

泣いてばかりいるぼくの傍にいるのが

とても辛かったんだと思う・・・





ぼくは やっぱり

クマくんの傍にいない方がいいんじゃないかと思った







ねむいよー





この愛は ぼくだけで抱きしめてゆくのか・・・ 






ぼくは きしきし心が痛んで

言葉が出て来なくなった・・・





永遠も来世もある筈がないと思っているクマくんに

ぼくの存在の無意味を感じる

まるで氷河期が来たように・・・









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あぁ・・・雪解けは・・・

彼方彼方 遥か遠く

見えぬものが見える まなこ取り出して

凍った川面を割り落とす

夢も見ず 暁も見ず












まり
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愛の木霊

2017/01/22(Sun) 11:01







02 Suis-moi - Camille (From The Little Prince)










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萎れかけた言葉が 町の中で雪に埋まっている

とても胸が痛くなって変身したお水は

静かに静かに見守り流れていた





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自分を探している うさぎくんとネコの労をねぎらったりして

クマくんは 相変わらずにこにこ暮らしている






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元気でいてくれたことが うれしかったの・・・本当は・・・

そればっかり・・・




それはね お月さまが元気でいてくれる事と一緒だよ







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あなたの中の 私の蕾

綻びないまま 眠っている

萎れず咲かず そのままに







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本当はね うんと泣いたんだよ





知らない人が ずっと泣いてるねって言ったの

でも ぼくは紅い糸を信じてるから

ぼくの種を呑み込んでくれた人の中に

きっといつか綻びる春を

ぼくは待つ・・・







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つまみ食いのお仕置きは

今よりもっと あなたを愛そう・・・




苦しくなるほど あなたを愛そう・・・








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お祝いの盃を空け 冬の終わりの道をゆく





魂の緒を 重ねて結び待つ春の

凍らぬ川よ 水は豊かに

伝い流るる 早春賦







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おーい みんな

ぼくは ここにいるよぉ




ちゃぁんと 前を向いて頑張ってるよぉ




生まれ変わろうと 頑張ってるよぉ








崖っぷちで クマくんがそう言った






ぼくは木霊になる

木霊になって 愛を返そう












まり
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見つけたけれど・・・

2017/01/21(Sat) 00:22






Lilium - sleep inside










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だって・・・ 傷付いても 怒っても 泣いても 

私が三日と続かないって事 あなたが一番よく知っているでしょう?

あなたは ずっと前から知っていたの?

前にもヒントをくれたけれど 私にはその時意味が分からなかったの




だってまさか あの人があんなところで

あんなに穏やかな顔して暮らしてるなんて・・・

家に帰って来なくなってから もう四ヶ月も経つのに



だけど 置手紙通りにその日からすっと傍にいてくれたの

嘘じゃなかった 毎日声を聴かせてくれていたのは事実よ








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ただ・・・ 葡萄をつまみ食いしていた事実をどう受け止めればいいのかしら





雫遊びなんかして 知らない女の人に温めて貰ったりして・・・

あの人 ただの女好きなのかしら?





声まで変わってたわ・・・だから気が付かなかったの・・・

あれが本当の声なのね

そう言えば 私と出逢うよりずっと以前は あんな声だったのよ

いつもにこにこ のんびりと穏やかで・・・







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ねぇ お姉さんは知っているのかしら

あの人が あんなに毎日元気でにこにこ暮らしてるって知ったら

喜んでくれると思う?

お姉さん 少し疲れているようだったから

無事の知らせを聞いたら元気になってくれるかしら・・・








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みんなにどれだけ心配かけたと思っているのかしら

あの人ったら しょうがないわね・・・




腹を立てて 愛想を尽かせたらいいのに・・・





あの人はあなたと同じで 

人を傷つけて平気な人じゃない筈なのに・・・

あの人はあなたと同じで

赤い糸の端をずっと持っていてくれる人だと思ってたのに・・・







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ねぇ 少しだけ 肩を借りてもいい?

何だか胸がひどく痛くて 苦しくなって来ちゃった・・・




あなたはやっぱり 神さまなのね

何でも知っていて




でも どうしてなの?

どうしてそんなに 何でも知ってるの?










まり
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