花の足音

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美しい日本語

2017/02/09(Thu) 13:17







Pachelbel - Canon - Stringspace String Quartet











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大和の国に燦然と輝く その光の粒のひとつには

ありとあらゆる眺めを持つ 美しい言の葉がある









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ある町を ぼくは歩いていた

無防備に何も考えず ただ歩いていた

ある真夜中に ポストに手紙が届いていた

封を開けると 耳をつんざくような叫び声が響いた

孤独で 気が狂いそうだと叫んでいる

ぼくは怖くなって 耳を塞いで蹲って隠れていた

どれくらい時間が経っただろう

気が付くと その手紙が掻き消えるようになくなっていた

ぼくは 知らなかったことにして今も淡々と挨拶を交わしている

その人は自分の居場所を作ろうと 沢山の人と毎日挨拶をして頑張っている

ぼくはえらいなぁと いつも感じている









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この間その人の所に ぼくがいつものように挨拶を受けに行くと

目の前で その人の存在を全否定する手紙が張り出された

その町では 手紙は皆そうなんだけれど

だけど 公衆の面前で見た人が凍りつくような刃物のような言葉だった

ぼくは 息が出来なくて 消しゴムで消してあげたかったけど

胸が苦しくなって来て 一歩も動けなくなって ただじっとそれを見ていた

その人の返事が張り出されると その刃物のような手紙がふっと消えてしまった









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ぼくはいたたまれず その消えた言葉を追いかけた

その言葉の持ち主は 精神障害者の方だった

それを書く事で 自分の是非を訴えていた

周りの方に慰められて 一件落着されているようだった




消しゴムで消してしまえば 言った言葉は消えてしまうだろう

でも 言われた人は・・・きっと立ち上がれない・・・

心に 深く刻まれ 一生消えないのじゃないかしらと思った








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以前 点字や手話を習っていた時 そこのリーダーと揉めた事がある

リーダーは 事ある毎に健常者は障害者をどんな時も尊重するようにって言っていた

小さな子供が手話の歌を習って見せたら 聾唖の方がブーイングをした

音程やリズムを知らないのに そんなの見たって楽しくないと言って その子供が泣いた

ぼくは 性格や思いやりに障害者も健常者も無いと言ったら

あなたは健常者だから分からない あの子供が間違っていると言った

だから ぼくは・・・ぼくは障害者じゃないけれど 今片耳しか聴こえませんと言った

そうしたら リーダーが 申し訳ありませんでしたと謝罪した









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でも ぼくは ぼくの苦しみを尊重して欲しいわけじゃなくて

前を向いて生きている ぼくと言う人間と係わって欲しいだけなのに・・・と思った

弱者が強者を憐れんでいる事だって 沢山あるんだし・・・

以前 車椅子の障害者の方が記者会見をして

我々障害者に ソープランドの割引券を!ってニュースで堂々と訴えていたけど

健常者だって 行けない人はいっぱいいるのに

この国はどうなっちゃってるの?って怖くなったよ









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日本人で良かったなぁと思える事のひとつに

美しい日本語がある

ここで育ててくれた人が 沢山の言葉を教えてくれて

丁寧な言葉を使いなさいと いつも言われていた

日本語ほど 多種多様な言葉は何処にもないと思う

同じ事を伝えるのに 色々な表現があって

どれをチョイスするかは その人の人間性なのだと思う

そうして 色々な表現で伝えられることが 

日本人の美意識の素晴らしさなんだと思う





弱者でも強者でも 健常者でも障害者でも

同じ意思を伝えるのに 安易に人を切り刻むような言葉を選んではいけない

せっかくこんなに 美しい言葉に溢れた国に生まれたのだから・・・

ぼくはそんなことを考えて 自分の今までを振り返り

色んな悔いが湧いて来て 少し言葉が止まってしまった

コミニケーション能力も低く 感情表現も下手なぼくです

言葉が少し 恐くなったのも事実です









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夕べは 一週間ぶりに お蒲団で横になって眠る事が出来ました

柔らかくてあったかくて すごく幸せでした

揺り籠に陽も射し 少しずつ春を探しに行けそうです




ありがとうございました















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あぁ・・・友よ・・・

きみに送るぼくの心を・・・

どう顕したらいいのだ

きみの喉を潤したい

ぼくの感謝を・・・












まり
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無声慟哭

2017/02/09(Thu) 10:18









バッハ: チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052 コープマン











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まり
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