花の足音

2017 / 02
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冬の荷造りと春への助走

2017/02/11(Sat) 10:50







Art Blakey & the Jazz Messengers - Nica's Dream









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もう暫くもすれば この冬の足跡を誰もが忘れてしまうだろう

冬はそろそろ引っ越しの準備を始め 

春には持っていけないものを片づけ始めている






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お空から降って来るものは 冬の置き土産なのだろう

それは霙交じりの雨だったり ふわふわとすぐに溶けてしまう淡雪だったり

朝の息の白さだったり 凍える指先の冷たさだったり






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苺のシラップをかけて 食べて見たいようなきれいな雪だったり

隙間を覗く青空の 何とも言えない美しさだったり

冬空が 最後の力を振り絞ってかいた氷のきれいな結晶だったり







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心の冬もそうやって 荷造りの途中ではみ出たものを

置き土産のように 残すのだ






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それは誰かの冬の中で 凍り続けるかも知れない

しかし もしかしたらそれは 誰かの早春の光に

一瞬のうちに 溶かされてしまうかも知れない







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冬の荷造りが 早く済もうと済むまいと

春が歩き出している事は確かなのだ

あの丘に あの海辺に あの川に あの畔に

春が立った日を 春の足音を

誰もが耳を澄ませて聴いたのだ






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だから冬は諦めて 旅立ちの支度を始めたのだろう

飛び切りうつくしい姿の足跡を残しながら







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小鳥たちでさえ なごりの雪の中

冬の想い出を 噛みしめているのかも知れない






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近付いて来る春の足音に 心を躍らせながら

真冬の凍てついた寒さの中で

温めてくれた 数々の日々を回想し

心の中で 冬を抱きしめているのかも知れない







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縛られていた足首の枷が外されたように

駆けだしてゆきたい

おはようって微笑んで 朝の口づけをしよう






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春は ちゃんとそこにいて

慌てなくてもいいと笑うだろう

冬枯れの 凍てついた哀しみを噛みしめたものに

春の喜びが どれほどのものか

知っているよと 微笑んでいるだろう






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春は 希望と言う小さな小さな蕾を持ち

じれったいほどゆっくりと

少しずつ 綻び始める






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あぁ・・・我が心

春の助走のひと足を踏む

梅香の中 陽だまりの中












まり
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