Tom Waits - You Can Never Hold Back Spring

弥生の風に誘われて 如月の寝床を畳み陽を浴びる

このレンズのように 冷え切ったお部屋から温かな窓辺に移動すると
薄い靄が掛かったような写真が撮れたりします
こんな風にボーっとした写真も好きです
私の心も ずっとこんな靄の中にいるのかも知れません

夕べ眠れなくて 色々な答えを頂き考えていました
信頼とは委ねる事 それが自分の中で一番近いものだったようです
嘗て それは争うものではないと教えられました
嘗て それは勝ち取るものではないと教えられました
そこに生まれる涙は 体や心を蝕むばかりで
信頼を得たい相手に哀しみや憤りばかり与えてしまう

我が愛を そっと並べる線の上
弦を爪弾くあの人の 指の動くに歌は流る
人の心と同様に 自分の心もまた無理強いする事も出来ません
自分を信じる事が出来れば
自分の心の声に 素直に歌う事が出来て
それが私の 「 生きる 」 になる

春を言祝げば 唇に歌は流る
瓦礫の中にも雪解けの原にも
場所など 何も心配ない
今生で 重ねた声の響き導く
来世の扉の鍵となり
一番大切な事は
今 あなたが温かいと言う事
手足の先まで血が通い しあわせを味わえると言う事
あなたを深く愛する人がいると言う事
隣でそっと 歌を歌っている人がいると言う事
どんな時も どんな夜も
あなたはひとりではないと言う事
愛する人がいると たとえ泣いていても
私もひとりではないと言う事
私の愛も あなたの心に委ねたい・・・
あなたの心はあなただけのものだから
おはようって言ってくれて すごくうれしかった
まり