花の足音

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にびいろのお山に 風が吹き渡り

2017/08/31(Thu) 16:59





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にびいろの空気の中で 浮遊している私を探す葉月の終わり

野分の風はまだか・・・ まだか まだか・・・

膝を叩いて 地団駄を踏む



焦るな 道はまだ遠い

80%で 良しとしよう

呼び掛けたところで 私は返事もせず霧に紛れている



それなら85%でどうだ



えぇい! じゃぁ90%ならどうだ









どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう






又三郎がやって来た







Danny Boy - Bill Evans







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昨日の 重い々霧を蹴散らすように 

今朝は青空が顔を見せ 私は自分を捕まえた







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あぁ・・・我が山は 緑なりき・・・

 





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ずっと 逢いたかったよ






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ヒマラヤ杉のボッチくん お久し振り

頑張ってるね 安心したよ




私も頑張ってるよ




これからも 頑張っていこうね








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ここ数日 朝のBSで「天平の色」と言う番組があり

毎朝楽しく観ていますが

今朝は 藍染め ジャパン・ブルーについてでした







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観ているうちに ふっと小さい頃たまたま目にした

「紺屋の女房」と言うお芝居を想い出しました



紺屋に恋をした花魁が 白粉を塗った真っ白な手を藍甕の中に入れ

手を真っ青に染めて 自分の覚悟を訴えるシーンを観て

子ども心に 人の覚悟と言うものは・・・なんて考えた記憶があります

ちょっと おませだったのかも知れません







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自分が大人になってみると 決意しては挫ける毎日で・・・

だから たまに ボッチくんに凄く逢いたくなります




人の身体の壊れた個所の再生に つい100%を望んでしまいます

期待は希望だからです

でも 身体は日々歳をとっているので100%の再生は難しい

そこで 自分の中で80%で手を打たないか?とか

いやいや それじゃぁ困るよ 話が違うよ とか 

毎日 狭い心のお部屋であーでもないこーでもないと会議が行われています








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でも 目標があるから 頑張れるんだと思う

リハビリ ちょっとへこたれていたけど・・・



頑張っている人を見ているだけで すごい勇気を頂いています







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あなたに 見せたいものがあるの

だから この足で歩いて撮りに行きたい

きっと 行ける

絶対 行ける




だから もうちょっとだけ待っていてね










まり
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秘めた色

2017/08/29(Tue) 23:42




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柿渋・ヤシャブシ・琉球藍・ヤマモモ・インド茜

こぶな草・マリーゴールド・よもぎ・枇杷・栗

草木は色んな色を持つ




文楽「艶容女舞衣」のセリフの中に

『 大和五条の茜染め 今色揚げし艶姿 』

と言うのがあるそうですが・・・

素の生地や糸に 草木の色が染まってゆく時の感動は

未だに忘れられません








John Coltrane - Say It (Over and Over Again)









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いったい 草木は何処にこんな素敵な色を隠し持っているのでしょう

外側からでは見る事の出来ない色

それぞれに違う 美しい色

化学染料とは違う柔らかさがあって

色同士が喧嘩する事があまりありません

それはきっと 自然の中にある草木の色が

喧嘩しないのと一緒なのでしょうね







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そして 抽出されたひとつの色は

鉄やミョウバンによる媒染によって

また さらに色々な色に変化します





それは何だかとても 人に似ているなと思いました







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今日は 少しだけ時間を作って

以前 学ばせて頂いた草木染の会に顔を出しました




習い事をする時 技術の習得は勿論の事ですが

先生のお人柄や生徒への心配りなどに感銘を受ける事が多く

やはり深い学びをしている先生は 視野も広いと感じます


 




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いつかまた この先生に学ばせて頂きたい・・・

と 想いながら 会場を後にしました




先生 長生きしてね・・・








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今朝のJアラートは 知らなかった呑気な私です (;^_^A スミマセン

スマホはお蒲団の中でした! 朝はお弁当作りで必死です!






同じ木でも 国が違うと色が違うでしょうか

それは土のせいでしょうか

雨のせいでしょうか

生き物が育つ過程が どれほど大切な事かと思う一日でした





同じ木なのにね・・・









まり
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永遠に解けない・・・

2017/08/29(Tue) 00:01





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カタンコトン カタコトン・・・

あなたの住む町の 北緯がどんどんズレてゆく

私は何処で降りればいいのか 分からなくなる





駅は確かにあるけれど

言葉も確かにあるけれど





レプリカの見知らぬ駅で 窓の外を眺めたよ

それはいつか見たような 其処に誰かがいたような・・・




だから私は もう少し北に

あの渓谷のある町に あなたを尋ねてみようと思う・・・









Michael Buble "ALWAYS ON MY MIND "









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口にしたら 消えてしまいそうで

確かめる事も出来ないそれは

小さな剝き出しの灯




ずっと触れている 言葉が

あなただったらいい・・・

絡めたままの 指が

解けなくなればいい・・・








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何故? と問う度 足が止まる




箱に入った感情は 少しも目には観えなくて

心の形を重ねてみるの

あなたの歪んだ隙間に

私のピースをはめてみる





道行きはいつも靄の中

永遠に 解かないパズルをただ弄り・・・







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時々 この苦しさから解放されたくなる

飲み下す事の出来ない熱湯が 喉を焼き

楽し気な あなたの笑い声を聴いている・・・








まり
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零れた色水

2017/08/27(Sun) 12:51






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遠ざかってゆく 夏の 

汗ばむような 濃い緋色

ハスキーボイスの 蝉の声

夢やうつつや 混ぜこぜに

際どく揺れる やじろべい







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乳鉢に花びらを入れ ゴリゴリと擂る

川のお水をひと掬い

そしてまた 花びらを入れゴリゴリと擂る





あっ 掌が真っ赤っかだね

まだ青い ススキの筆に含ませて

ねぇ なんて書く?

ねぇ 何処に書く?




えっ? 秘密基地で描くの?

どんな絵を描く?








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待ってよ 待ってったら・・・

走れないよ 早すぎるったら



あぁっ!



ガッシャーン!




どうしよう・・・躓いちゃった・・・




ぜんぶ零れちゃったよ・・・

滲んじゃう・・・どうしよう・・・

真っ赤になっちゃうよ・・・









Beethoven "Moonlight" Sonata op 27 # 2 Mov 3 Valentina Lisitsa









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青いお空に 轟々と流れる大河に

私の想いの一滴が 零れ落ちる





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見る見るうちに 滲み出し

それは 辺りを染め変えて





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紅く紅く 燃え盛る






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焼け付くような 匂いがして

爛れた皮膚が ヒリヒリと痛む





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幼い感情が 痛む度焦げ付いた





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どうしようもない私が どうしようもないあなたを貫く

確かめられない場所で 身が硬くなってゆく






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煮えたぎった 火の鉄のよう・・・

それでも 私は大河の一滴

いつしか流れて 青い海原へ辿り着く


 




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抑えきれない情動や 抱えきれない思慕などが

心の川に 零れたよう・・・







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昨日は お空が燃えました

怖いぐらい紅く染まり 暫く動けなくなりました












まり
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禾の光

2017/08/26(Sat) 11:51





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禾の光に目を細め 遥か遠く 彼方より

久方振りの逢瀬に 百年が千年でも

時を忘れて睦みあう 愛おしい光



骨が笑う レントゲンのように

心の芯まで 透かされて

ヒリヒリとする熱の中 裸ん坊で沐浴をする



我肺は 絹糸の束を丸め

もやもやとオブジェを作る

あぁ・・・光に反射しそれら皆 黄金色に変わる









眩しい・・・

ひと月近くも 逢えなかった光・・・




青々と風に揺れていた稲穂は いつの間にか頭を垂れ

長雨を忍び 後少しで黄金の海に変わりゆく




生きとし生けるものたちに 降り注ぐ光

私も光を頂いて 身体中が熱くなる










Caruso - Richard Galliano










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心のリセットをしてくれる夕陽・・・




一日過ごした時間の中で 色々な感情が生まれる

良い事も悪い事も 次から次へと切れ間無く







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ほんの五分 夕焼け空を眺めれば

こんなに 元気が出る

身体の奥から 力が湧いて来るように




不思議ね・・・

とても有難かったです








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親を想う 子を想う

たくさんの葛藤の中で 苦しみの中で

振り返れば それは光だと

後で気付く日が来る







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お花たちが 笑っている

秋風を感じながら 笑っている








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色付いた薔薇の実が とてもきれい




いつの間にか 時間を失ってゆくような錯覚に陥っていました

本当は ゆっくり流れているのですけどね・・・

少し 心がジタバタして・・・









まり
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付喪神のひとりごと

2017/08/24(Thu) 22:29





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おいらが生まれてから まだ百年は経ってやしないけど

身体が屋久杉で出来ていた為か 

はたまた 彫師が魂を入れてくれたのか

いつの間にやら 付喪神なんてぇものになっていた



おいらを 時々懐に入れ

散歩に出かける人間の

あーたらこーたら 聴きながら

うむ うむ うーむ てな相槌を打っている





人間なんてぇ商売は 元々上がりが少ないもんさ

ちょっと勇気を出そうもんなら 自負なんて言われちまう

見たい夢を さらさら綴りゃぁ

欲深なんて 思われちまう

ちょっと身体でも悪くすりゃぁ 時間てもんを奪われちまう




やれやれ・・・厄介な事だ・・・









MattRach - This is L








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何をぶつくさ言ってんだよぅ・・・






おやおや お目覚めかい?

どうしてたんだい 二階はえらく静かだったじゃないか

クダの仕事は無いのかい? おこんさん

そういや あの辻占の旦那 最近とんと見かけないね




薄情なもんさね きっと新しいクダでも手に入れたんだろう

古巣の竹筒に ちょっと罅が入ったくらいで

もう好きにしていいって お役を解かれちまったんだよ

取り換えの効くものは どんどん新しくして

最後まで大事に使うなんて もうそんな時代じゃぁないのかねぇ・・・




へぇ~ 管狐がそんなにいるとは思わないけどね




そうだわねぇ こんな古物屋の蔵だっていつまであるんだか・・・

たまにはあたしも お散歩に行きたいもんだわ

あーたらこ―たら聴くくらい いいじゃないか

外の空気も ちっとは吸わないと

こんな黴臭い匂いばっかりじゃ 気が滅入っちまうよ








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この間 此処の主人が虫干していた古本があったろう?

あれも如何やら お仲間のようだね

ものを言ってるのを聴いちまったんだよ




へぇ~ じゃぁその内いつか喋り出すだろう

大体 こんな粗末な古物屋を出たり入ったりしてるやつは

大抵 喋れるってもんだよ







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そう言えば 主人が下げてる鬼灯の根付があったろう?

初の頃はきゅっと口を結んでさぁ そりゃぁ真面目な顔だったのに

近頃じゃぁ だらしなく開けた口をきき出したようだよ

何だかこの頃 出かける度に養生所ばかりで

何なら 養生所で寝泊まりしたらどうなんだいってな愚痴を

主人に訴えたとかなんだとか・・・








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世間じゃぁ おてんとさんも出たって言うじゃないか

ねぇ クマさん この蔵にもちったぁ風を入れて欲しいってもんだよ




あぁ・・・そうさな まるで身体に白粉でも塗したような黴だ







やれやれ・・・蔵の中が騒がしくて行けないよ

定吉 ちょっと蔵の錠前を閉めてきておくれ

こう煩くちゃ 夜もおちおち眠れやしないよ

明日も明後日も養生所に行かなくちゃいけないんだからね








まり
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霧の旋律

2017/08/20(Sun) 10:59




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暗譜している筈のメロディーは

いつの間にか編曲されながら

まったく別のものにへと変わってゆく



私の黒鍵から滑り落ちた指が

あなたの 白鍵に落ちる

不協和音が響かぬように

もうひとつ 音を足そう



不安定な旋律が 霧の中に響く・・・







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あの線が 切れかかっているの

あそこのピンが 緩んでいるの

硬くなったフエルトは 思う音が出なくなる

調律師は 遠い旅先から 時折生きていると知らせるけれど・・・




心のひとつが 半音ずれて

霧の中に溶けてゆく・・・









Brahms Intermezzo A Major Op 118 No 2 Lupu Rec 1976.wmv








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夏はまるで 霧の中で眠ってしまったように

照る事も忘れ 去ってゆく





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人もまた 夏を忘れ

肌を 少しずつ隠してゆく





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秋を見つけました・・・





街ではまだ 残暑が燃え残っているけれど

お山では もう あちらこちらに秋風の足跡が・・・







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この霧が晴れる頃

少し 心が整うといいな・・・





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末端の神経の先にまで

意思を伝えるのは 自分しかいないから





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背中を使い 腰を使い

ちゃんと呼吸をしよう





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しまった まだ頭の中が霧の中だ・・・






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あっ・・・光を見つけたよ・・・






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こんな薄暗がりの中でも

お花が咲いていました



泣き疲れているようだったけれど

とてもとても美しかった・・・








まり
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嫌になったら・・・

2017/08/19(Sat) 14:09
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不必要

2017/08/19(Sat) 13:55
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行きつ戻りつ・・・

2017/08/19(Sat) 11:42





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小箱に納めた 私の欠片を

少女は嬉しそうに 両手で抱え旅立ってゆく



何処か知らない遠くの街の 大きな杉の樹の下の

地中深くに 埋められた

いつか小箱の螺鈿も剥がれ 水を含んで朽ちてゆく



掘り返される事も無く 欠片は土と同化して

風に運ばれ 舞い上がり

雨を含んで 降りて来る



お山の尾根を 転がって

沢の水面に寝そべって

私の元に 帰りつく

長い長い 旅をして・・・









Todd Yaniw- Maurice Ravel: Sonatine.










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言葉を持たない 感情が

冷たいお空で 飽和して

彷徨いながら 漂えば

やがて ましろな薄綿に







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千切れぬように そっと集めて

重ね重ねて 幾重にも

ふわりと 厚みが出たならば

木綿の袋に 寝かせましょう







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あなたの糸で 想い出の数だけ綴じて

お陽さまで ゆっくり温めて

ふかふかの お蒲団を作りましょう

肌寒い夜は 包まって

真綿になる前の 記憶を訪ねてみましょう・・・







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川霧となり 沢を渡れば

辺りの音を 呑み込んで

小鳥の声さえ 聴こえない






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時折 ばさりと落ち枝の

驚かせるよな 樹のくしゃみ





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私は小さな石になり 静寂の中に転がって

この霧が晴れるまで 此処にいたいと願う






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澄んだお水は 霧の中でも透明で

ただ 柔らかく 柔らかく・・・







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微睡み・・・




濃い霧の中で 停止したように感じられる時も

其処にあるものは 別段変わる事のないあるがままの姿

でも ちょっと疲れた時は

やさしいファインダーを通して 眺めていたい景色・・・







時々 抜け出せなくなりそうになるけれど・・・











昨日は 少しだけ霧に包まれた時間がありました

動きたくなくなって 暫く留まっていました

とても居心地が良くて・・・





両足のプロテクターが完成し 装着して見ました

とても使い心地が良くて たくさん歩く事が出来そうですが

慣れるためのトレーニングが必要だそうです

今日から 頑張って歩行訓練開始!

まずは あんよは上手からです  (*´艸`*)




霧の写真 もう少しあるので 明日もきっと・・・ ^^







まり
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