花の足音

2018 / 09
08≪ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ≫10

少しの不便と不自由を楽しむ

2018/09/29(Sat) 13:12





DSC_3311 (800x533)


電波の届かない場所が好きです
そこで生活をするのではなく
そこに行って ボ―っとする時間が好きなのです






Michael Bublé - Everything [Official Music Video]






DSC_3314 (800x533)


浅草育ちなので 賑やかな町中で暮らしていました
小さい頃は 身体が弱い分五感が発達していたようで
虫の足音が聴こえたり 視力はずっと2・0だったり
匂いにも敏感で 少々親をてこずらせていたようです




DSC_3320 (800x522)


不思議なもので 視力が良過ぎると
輪郭が初めに脳に飛び込んで来てしまい
認知で終わってしまったり

遠くのピアニシモまで響いて来ると
煩く感じて耳を塞いでしまい
音の向こう側に耳を傾ける事も無かったり・・・

物事の表面だけを見て 傲慢に生きていたのかも知れません





DSC_3309 (800x533)


でも 身体の機能に故障が起き始めると
視力の落ちた目には 今まで見えなかったものが観えたり
聴力を失いかけると 今まで聴こえなかったものが聴こえたり

腕の機能が落ちて 人と握手をするようになりました
肺の機能が落ちて きれいな空気の軽さを知りました
視力が落ちて 目に見えない大切なものを見つけられるようになりました
聴力を失いかけて 心の声が随分と聴こえるようになりました

身体に傾いていた天秤ばかりが 心と同じくらいになって
時には 心の方が重すぎるくらい
程よく吊り合えば とても自分の中が居心地よくなるのでしょうけれど・・・





DSC_3248 (800x533)


枳殻の実が 黄色くなり始めています
もうすぐ 金のまろいたまが沢山見られますね





DSC_3242 (800x533)


陽射しを浴びた 蜻蛉の羽が本当にきれいです
紅くなりながら里に降りると聞きますが
もう随分と紅く染まって 秋らしくなりました





DSC_2956 (800x533)


山好きの友人に届けようと 木通を採りました
早く元気になって欲しくて・・・





DSC_2394 (800x533)


桜蓼が咲いています
とても好きなお花です

昨日は晴れて とても心地よい夕暮れでした





DSC_3137 (800x533)


台風の足音が 小さいといいのですが・・・


自然災害での不便・不自由は哀しすぎます
不便も不自由も 楽しめる程がいいですもの

今日も冷たい雨です
昨日から せっせとお庭の養生をしています
また大きな被害が出ないよう 祈るばかりです
みなさま どうぞお気を付けてお過ごし下さいね







まり
スポンサーサイト
透過 コメント:- トラックバック:-

秋が滲んで

2018/09/28(Fri) 00:19





DSC_2424 (800x533)


風送りの指先に 紅い実が下がる頃

熱の中で乾いた花に 湯を差せば

花びらが ゆっくりと広がって膨らんでゆく

嘗て愛でられた 遠き日の香りを想い起こさせるような

頑なな心を和らげてくれる 菊花茶が飲みたい



一口飲んだら この目の曇りは晴れるでしょうか・・・



霧の中を手探りで歩くのは 怖いものです

足先が観えなくて 立ちどまってしまうのです

空はましろに覆われて 昼と夜が混じります

木霊は見知らぬ声となり 手を放したあなたを探すのです







「カバレリア・ルスティカーナ間奏曲」.レイモン・ルフェーブル






DSC_3118 (800x533)


霧立ち込める度 秋は深まる 




DSC_3127 (800x533)


もう隠せない程に 染められた
その山肌の彩り 豊か





DSC_3145 (800x544)


冷たい雨が 降りしきり
紅を落とそうとするのです





DSC_3146 (800x533)


寒さに震える お山は余計に
紅を色濃く塗るのです





DSC_3169 (800x533)


秋が滲んで 広がります
あなたの許へと 流れます





DSC_3142 (800x533)


今日は お山の病院だったので
帰りに峰の茶屋まで上がりました
ナナカマドを お見せしたかったのです
真っ赤で きれいですね




DSC_2405 (800x533)


お山は10℃しか無くて 寒い一日でした
今日は 何処も寒かったみたいですね
私はもう ストーヴを出しています

暖かくして おやすみなさい








まり
透過 コメント:- トラックバック:-

月に叢雲花に風

2018/09/26(Wed) 00:03





DSC_3080 (800x533)


雲は流れず 行ったり来たり
月は ばつが悪そうに隠れたまま
ほんの僅かな光は 花を照らしそびれ
花は再び 目を閉じる



DSC_3088 (800x533)


月に叢雲 光は消えて



DSC_3050 (800x560)


花は寝たまま 風に散る








Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto - 10. 四季 Shiki






DSC_3005 (800x533)


空から降りた 魂が
艶やかな曲線を滑り 空へと帰す
唯それだけの事なれば
心は何処に残りましょう




DSC_3023 (800x533)


雨の日の曼珠沙華は切なくて
咲き始めの花ならば 艶も乗り雫も美しいけれど
終わり掛けの花ならせめて
気付かれぬうちに 草の褥に埋もれたかろうか




DSC_2987 (800x533)


人は ひとりで生まれひとりで死んでゆくと言うけれど
言祝ぎの門を潜り 旅の始まりを憂いては涙し 
惜別の情に見送られ 旅路の終わりを迎えるものだと思っていました


田舎では特に 黙って逝く事がまるで罪のように責められた
少なくとも つい二・三年前までは・・・
それが今では 家族葬や密葬が多く望まれているように感じる今日この頃




DSC_2992 (800x533)


七月に 隣のおばぁちゃんが救急搬送され入院
それからは 毎日のように隣の方の介護ストレスのお話を
塀越しに聞かされては居ましたが
話す事で 少しでもストレス解消になってくれたらと
時間の許す限りは 聞いていました
でもある日からぷっつり 隣の方は姿を見せなくなりました




DSC_2997 (533x800)


何日か過ぎた真夜中に おばぁちゃん亡くなっているかも・・・
突然 そう感じて不安になりましたが
別段 変わった様子もないまま一カ月程経ったある日
お庭で草むしりしていた隣の方を見かけ
おばぁちゃんの具合を尋ねると 一カ月ほど前に亡くなったと言われ・・・


最後のお別れも 出来なかった・・・




DSC_3014 (800x538)


誰にも知らせていないし 誰からも何も言われたくないし
お返しも面倒くさいし 誰にも言わないで下さいと言われ
死が 個人のものになったのだと感じました


田舎暮らしをしてから こんな事初めてで
スープの冷めない距離に居ながら
義父をひとりで逝かせてしまった罪悪感を
これでもかとばかりに増殖させた
田舎の人たちの噂話や批判も
今なら 受けずに済んだのでしょうか・・・



人の関係性も薄まり続け
やがて人も 音もなく消えてゆく時代が来るのでしょうか・・・




物凄く 寂しくなっちゃった・・・





DSC_3007 (800x533)


死は 箱の中に仕舞われて

あなたは 永遠に微笑んでいる

ポンと跳ねる 太鼓は鳴らず

曲線の上を 行ったり来たり

もはや さようならと言う事も無く








まり
つぶやき コメント:- トラックバック:-

大人の教え 覚書

2018/09/24(Mon) 09:44
この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請
つぶやき コメント:- トラックバック:-

刈り入れの季節

2018/09/22(Sat) 22:43





DSC_2583 (800x533)


稲刈りが始まると 蜻蛉たちが騒ぎます




DSC_2697 (800x530)


たくさんの蜻蛉が 西日を浴びてキラキラ光ります



DSC_2923 (800x533)


飼料用とうもろこしの刈り入れが始まると 胸が騒ぎます




DSC_2918 (800x533)


お庭の横に立つ埃で 毎年喉がやられてしまいます
マスクをしても あまり効果はありません
少し寒気もしています



DSC_9495 (800x533)


食欲のない こんな時は
あったかいお饂飩なんかがいいかも・・・



DSC_2784 (800x533)


浅葱入りの卵焼きも付けましょう



DSC_2925 (800x533)


姫タムラ草が咲き始めました








まり
透過 コメント:- トラックバック:-

2018/09/21(Fri) 01:07





DSC_2619 (800x533)


此岸の道を 光りに向かって只管歩けば

時に迷い 時に憂う

木霊に耳を澄ませば 何処からともなく風の便り

私は静かに 愛を聴く







Enescu plays Pugnani - Largo espressivo






DSC_2618 (800x533)


到彼岸 六波羅蜜多を抱きしめて

目に見えぬ 真実を見つめれば

背を押す風に 光続く道に

深い愛を 悟る





DSC_2617 (800x533)


この道は 父との約束でもあり

強請った 道でもあり

叶えてくれた父に 感謝の道





DSC_2602 (800x533)


愛は本当に 一本の竹のよう

よく撓り 折れぬよう信じて育てば

太く強く 姫も生まれる





DSC_2629 (800x533)


此岸の岸辺から 彼岸を眺める





DSC_2639 (800x533)


此方で 愛し重ねた魂が

彼方で 咲き誇っているように観える





DSC_2496 (800x533)


人は心 

愛し愛されて学んでゆく

哀しみや憎しみを ひとつでも浄化させ

穏やかな道を 生きてゆく









まり
透過 コメント:- トラックバック:-

秋の夕べ

2018/09/19(Wed) 09:56






DSC_2814 (800x533)


夕べ ふたりで眺めていた夜空に

あなたと私の半分が 浮かんでいる

あなたの持ち去った 私の半分と

私の奪った あなたの半分が

上弦を過ぎて 月満ちゆく楽を奏でる




DSC_2801 (800x533)


このひと時が 何ものにも替え難い

豊かで満ち足りた時間

あなたのお喋りを聴きながら・・・・・・




DSC_2460 (800x533)


秋のゆふべに 露の落ちれば

きみの掌 乾く間もなし








Manuel Maria Ponce : Estrellita






DSC_2446 (800x533)


秋は やさしい風を運ぶ

夏の暑さを 拭うように

冬の寒さに 立ちはだかって




DSC_2454 (800x533)


花は 秋に微笑み返す

夏蒸発した 色や香は

少し濃い目の 紅となり





DSC_2448 (800x533)


夢に咲く花は 秋のもの

咲き乱れる花びらは 秋のもの





DSC_2459 (800x533)


焚き染める 花の香りも

その袖の内 秋はほのかに







DSC_2433 (800x533)


秋桐が咲き始めました



星の観えない夜が続いていますが
夕べは雲の合間に 少しお月さまが観えました
中秋の名月まで もう少しですね








まり
透過 コメント:- トラックバック:-

光りのカーテン

2018/09/19(Wed) 00:25





DSC_2294 (800x533)


墨絵で描かれたような 夕暮れの山の連なり

寄せる波音が響くようで 耳を澄ましている






N O V A - Dindi






DSC_2312 (800x512)


長く続いた雨は大地に溢れ またお空に帰ってゆく




DSC_2299 (800x533)


私は サァーって光のカーテンを引くの





DSC_2351 (800x533)


カーテンの中で 暖かい風が吹いている





DSC_2368 (800x533)


光りの中で 風が樹に語り掛け 
樹が風に応えながら 物語りが紡がれている






DSC_1898 (800x533)


一日彼方此方撮り歩いた最後は 低いお山から見た光りでした
ちょっとハードな一日となりましたが 楽しかったです
まったりとしたサルくんたちにも逢えたし
この次には もっと樹々も秋色に染まっている事でしょう
楽しみです ^^ 




DSC_1902 (800x533)


この処 お花の持ちが良くなり
ゆっくり咲いてくれるので 花摘みも楽になって来ました




DSC_1909 (800x533)


もうすぐお彼岸 暑さともそろそろお別れです
季節の変わり目なので お身体ご自愛くださいね







まり
透過 コメント:- トラックバック:-

お山で見る夢

2018/09/18(Tue) 00:26






DSC_2131 (800x534)


はぁぁ~ 何だか疲れちゃった・・・

この間 歩きすぎちゃったのかしらね







Nika Lubowicz "Nica's Dream"







DSC_2132 (800x534)


温泉でも言って のんびりしたいわね・・・





DSC_2135 (800x534)


ねぇねぇ 何処か行きましょうよ

気分転換にもなるし





DSC_2136 (800x534)


ん? 何この匂い?

ねぇ 硫黄の匂いがしない?





DSC_2137 (800x534)


ごめんね ボクひとっ風呂浴びてきちゃったんだ

だって疲れてたんだもの・・・




DSC_2140 (800x534)


寂しいわね 誘ってくれればいいのに・・・


ごめんね・・・





DSC_2148 (800x541)


はぁぁ~ あたしも何処か行きたいなぁ~




DSC_2149 (800x534)


ごめんて言ってるのに・・・





DSC_2151 (800x533)


夜毎見ている楽しい夢を

きみは知らんや 高鼾








まり
らくがき コメント:- トラックバック:-

秋の静けさ

2018/09/15(Sat) 23:17





DSC_2180 (800x538)



夏の笹船が 牽牛の元へと流れた川に

今は 枯葉が流れている

万華鏡のようであった光は 願いを反射し櫂を齎した



恋教え鳥の鶺鴒が 石を叩く後を追い

いつの間にか 秋を迎えれば

情を閑める水音も 柔らかで穏やかである







沈琳 二胡 女人花







DSC_2184 (800x533)


黒船襲来の如き 落ち葉の軍勢

何処へ向かうのか 冬に向かうのか




DSC_2208 (800x533)


螺旋の時を 流れ続ける

枯れぬ水に 身を浮かべている




DSC_2227 (800x534)


一葉の落ちゆく舞に 癒されて

時を忘れる 川辺は静か

また春にでもと 歌の聴こえる




DSC_2241 (800x533)


石は変わらず 唯其処に在り

意志も変わらず 唯其処に在り





DSC_2195 (800x533)


たくさん移動したので
いつもの川で 少し休憩しました





DSC_2256 (800x533)


此処は やっぱり一番好き





DSC_2406 (800x533)


色々な野菊が咲き始める頃
まだ浅い秋に 香りを添えてくれます









まり
透過 コメント:- トラックバック:-
 Home  Prev

プロフィール

まり

Author:まり

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク