花の足音

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伝えたいこと

2019/03/10(Sun) 19:33


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丁度あの日も こんな春の陽だまりに

揚げ雲雀の声を耳にして 春を身体中で感じていたのでしょうか







Ennio Morricone - Cinema Paradiso (In Concerto - Venezia 10.11.07)







ライフイズビューティフル (353x500)



私の一番好きな映画です

人は 時に自分よりも大切なものを得て 
愛することのしあわせを学びます
美しい人生とはどんなものでしょう
それは人が決めるものではなく「私」が何よりも深く
大切なものを守り 愛し通した満足感なのかも知れません




ペイフォワード (375x500)


私が二番目に好きな映画です


一時期 病気で半分寝たきりのような生活を強いられていた時期がありました
TSUTAYAの棚を幾つも制覇しながら 映画や音楽に心慰められていました
そんな時期に出逢った もう二十年くらい前の古い映画です 


Pay it Forward ―次に渡そう―


恩送りのお話です

中学1年生になったばかりの少年が社会科の最初の授業で
もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をする? という課題を与えられ
ペイ・フォワードを提案します
それは 自分が受けた善意や思いやりをその相手に返すのではなく
別の3人に渡すというものでした
でも 少年は提案したものの上手く行かず
或る日 勇気を振り絞って苛められている子を助けようとし
不良たちに刺されて亡くなってしまうのです

そしてお葬式の夜 家族が気が付くと家の前には
街を覆わんばかりのキャンドルライトの道が・・・
少年の小さな提案は いつの間にか世界中に伝わっていたのです



伝える と言うことの大切さを噛みしめた映画でした





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人が言葉を忘れてしまう程の哀しみに ある日突然に投げ出されたら
其処からの再生は 筆舌に尽しがたいものでしょう
バックアップしてくれる筈の機関は怠惰であてにならず
ただ現状を呑み込むしか出来ずにいたとしたら
人は 苦しみ続けることも出来ず忘れると言う方法を選ぶのでしょう




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最近 私の周りでは友人知人に白血病で倒れる人が何人も出て
ご近所でも十人近くが癌になり
知合いの看護師さんにその話をすると
「そうなんですよ 非常に多いんです」と言われ 「何故?」と訊ねると
「だって 私たち被爆者じゃないですか」 彼女はそう言いました


そうなんですね そのとおりなんです
ホットスポットの雨でずぶ濡れになり 個人の除染は後回し
町の除染後も 除染前と変わらない場所が多々ある手抜き作業
自然はセシウムを吸っては吐き お山の除染は不可能です
あの日から時が止まっているようですが 人はそれを忘れてゆく
そのまんま受け入れ 前に進むしかないんです




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あの日 言葉より態度で表された
日本人の埃と秩序は 真っ直ぐな一本の道でありました
やっとのことで抱きしめられた 息子の背中が成長していたこと
母が心配で 泣きながら車を走らせた波打った道程の恐怖
ふとした時に頂いた善意に 涙が止まらなかったこと
身体の震えが止まらない恐怖が たくさんの小さな善意で支えられた瞬間は
記憶の底に眠ることは無く 月日が流れても鮮明に刻まれています





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私たちは今を受け入れ 淡々と生きてゆくのだと思います
だけど 次の世代に何をどう伝えてゆけばいいのでしょう・・・


私は これからも起きるであろう悲惨な事象よりも
その瞬時に どれだけ人に愛を注げるか寄り添えるか
自分の身になって考えられるか
それは とても小さな事なのかも知れませんが
人として失くしてはならない 大切な心なのだと
そんなことを 子どもに伝えてゆきたいと思います






WWYD?:ホームレス(ニューヨーク) /日本語字幕






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八年目を迎える 3・11に寄せて
明日 海が凪ぎ 穏やかでありますように・・・









まり
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