花の足音

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八月のじりじりと暑い日に・・・

2019/08/03(Sat) 11:34





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夏のお山には スコールが降るもので
夕暮れには きらきらきらきら
昼間の厚さに溶けてしまった心の其処此処を
まるで 修復してくれるかのように
飛び散った雨粒が 罅割れに沁み渡ってゆく







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突然 年の離れた従兄のお兄ちゃんが遊びに来た
急に何でだろう? と内心心配していたが
到着早々 マシンガンのようにお喋りしている

七月いっぱいで 会社をリタイヤしたそうな
なるほど それで会津にひとり旅の道行きに
母の顔を見に寄った訳か・・・
でもなんか そわそわしている?









母と暮せばタイトル_w.pf/坂本龍一 ピアノソロ










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「まだ 誰にも話してないんだけど・・・」



自分の隣に映っている きれいな女性の写真を見せて来た
そして 小さな声で耳元で囁いた

「○○ちゃんの若い時にそっくりでしょう?」

えっ?そう?
○○ちゃん・・・母のあだ名である

「そうだよ! そっくりなんだよ!」

で?

「出来たんだよ 彼女が」


浅草のお兄ちゃんは 三人の娘を持つバツイチである
自分も四歳で母親と死に別れ 叔母である母を慕っていた
母に 図らずも訪れた遅い春の報告
これがどうやら 我が家に訪れた目的だったらしい







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その左手は何ですか でれっとして・・・ 
やっぱりお兄ちゃんて 永遠のマザコンだったのね
四捨五入すれば もう七十のくせに・・・







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と言う訳で うららと邪魔をしてやりましたとさ



母はすっかり元気を頂いたようで
あの子に逢えてよかった
もうこれで思い残すことは無いなんて
眠るまで 何度も何度も繰り返していました



こりゃぁ まずいな
思い残すこと もっと拵えなくちゃ・・・






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人生百年時代に突入
確かに老後は長くなっている気がする

遅い春でもいいよね








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つい先日も 十代の時に一緒にバンドをやってたお兄ちゃんが
突然遊びに来て 朝まで遅い春の恋花を聞かされたばかり
両親の介護をひとりで頑張って 還暦を過ぎてしまったお兄ちゃんだった







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春が何時来るかなんて 分からないものである
突然手にしたギフトを懐に入れ
にこにこうれしそうなふたりの顔を想い出すと
人生が確実に豊かになっている気がした








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黄昏のドキドキほっこり きらきらなようなもの
これは生きてゆく上で 必要不可欠なエッセンスでは・・・
心の豊かさって 大切だよね







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そんなこと思う 夏の夕暮れ
蝉と蛙の合唱団を前に 暑さに溶けた私の頭は
頑張れ~と 風のタクトを振ったのでした















 まり
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