
銀狐の尻尾のような ショウキ岩セキショウ
とても長く咲いて 楽しませてくれます
Maksim - Somewhere in Time...

映画や本の中でイメージしていたものって
結構たくさんありますが
時代の移り変わりも手伝って
へぇ・・・と言うことがありました
今日はそんなお話です

自宅に色々な電話がかかって来ますが 最近多いのが
「あなたの使っていない○○を売りませんか?」というやつ
これは詐欺でしょう?って ずっと思っていましたが
使っていないものって 意外にたくさんあります

震災以来 どんどん物欲が無くなって
焼き物を集めることや アクセサリーにも興味がなくなり
暮らし向きはシンプルになるばかり
震災で 一番大切にしていた器が割れてしまった時
物は壊れてしまうんだなって 何だか虚しくなりました
甲状腺を病んで 首の周りに触れるものが苦しく感じ
左腕の麻痺で ブレスレットも付けなくなり
終活に向けても 丁度いいかしらなんて思い立ち
突然 使っていない貴金属を売れたらいいな
なんて 質屋鑑定デビューをしてみました

質屋と言うと 昔の映画や小説の中に出て来るイメージで
小さなひっそりとした佇まい
人目を気にして こそこそ入って行く雰囲気で
店の中は薄暗く 店主も暗く無口な感じ
ずっと そんな風に思っていました が
今はまったく別物のようで 清潔で広く明るい店内
鑑定して頂く場所は狭いものの
とてもきっちりした丁寧な対応で 不安感はありませんでした

時期もタイミングが良かったようで
満足のいく鑑定をして頂き ちょっと身軽になりました
物は これからもどんどん減らして行きたいなって思います
片付ける子供が ひとりしかいないので可哀想だから

でも 心の中にはまだまだ増やしたいものがたくさんあるんです
どれだけ増やしても 誰にも迷惑は掛からないし
とても豊かな気持ちになります
そして それは一緒に持って行けるし置いて行かなくていいから

あっ! それにはまず
もっと器を大きくしないと入らないかもww
まり