花の足音

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花煩い

2014/09/27(Sat) 00:38



Krystian Zimerman - Chopin - Ballade No. 1 in G minor, Op. 23





疲れ散り敷かれた 枯葉の道に    


ひと風ふた風 つむじ風


僕の故郷を汚して行く






美しかった想い出の町に


薄汚れた染みが広がる


粘液を流しながら足跡を付けて


枯葉の下を ナメクジが這う 









詰まらない戯言に どんどん心が冷えて行く


価値の無いものを 追いかけていた日々が


嘘のように消えて行く






糸の切れたマリオネットは


切れたことも気付かずに踊っている


人形師は 歌い手首を動かし


独り舞台は絶好調





僕は拍手喝采を送り


口笛を吹く


やがて人形師は 深々と頭を下げ


舞台を降りて行く








彼岸の花が散る頃に


僕はひとり 歩き出す


振り向きもせず








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